by Behavior Analysis
著者/訳者名 石田淳/著
出版社名 フォレスト出版 (ISBN:4-89451-243-2)
発行年月 2006年10月
サイズ 167P 19cm
価格 1,260円(税込)
本の構成としてはまず「あ〜あ、やっぱり続かない…」5つのエピソード、英会話学習・ダイエット・禁煙・整理整頓・日記、に沿ってこの続ける技術が展開されています。
まずは「続かない理由」の分析から始まるのだが、それは人間の「行動科学」という一つの学問体系を初心向けにわかりやすく解説しているような内容です。
人が継続したいと思う行動には、2つのパターンがあります。
「不足行動を増やす」英会話学習や運動を継続させたい
「過剰行動を減らす」禁煙やダイエットの減量
まずは自分が続けたいと思う行動がどういうものなのかを明確にし、その特徴と対応策を把握します。
「不足行動」を増やしづらい理由は、すぐに成果を確認できない、時間がかかるというところにあります。
「過剰行動」が減らない理由は、過剰行動には快感やメリットがすぐ確実に現れるからです。
■継続するには、自分の「行動」に着目する!
■目的の行動を増やすには?
1.行動のヘルプを作る
トレーニングウエアを用意する、
教科書をいつもカバンに入れておく、
勉強好きな子と行動する、など。
2.動機づけ条件を作る
行動した時のメリット(ご褒美)を考える
3.行動のハードルを低くする
運動前にウォーミングアップをする
教科書とマンガを別々に保管する
勉強部屋にテレビを置かない、など。
■目的の行動の発生を減らすには?
1.行動のヘルプを減らす
たばこや灰皿を捨てる、など
2.動機づけ条件を取り除く
メリットを取り除くのは難しいので、同様のメリットを得られる別行動にシフトしていく。タバコに代わる行動、飴・ガム・パイポを探す。
見たいテレビは録画する。
3.行動のハードルを高くする
喫煙道具を人に預ける、箱に入れて厳重に封をする
小銭を持ち歩かない、自販機がある道を避ける
■継続する技術を身につけるステップ
1.継続すべきかどうかを決定 本当に続けたいのか?
2.どの行動をターゲットにしたいか 「不足行動」か「過剰行動」か?
3.ゴールを設定し、まわりに公開する
「ラストゴール」の設定
期限(いつまでに)目標数値(どれくらい達成する)
○月までに体重を○キロ落とす!
○月の試験に合格し○資格を得る!
「スモールゴール」の設定
複数の無理なく達成可能な中間目標を作る
4.メジャーメント「計測・測定」
日々の結果をグラフに表す。
5.チェック
ターゲット行動の増減を確認する
■続けるためのコツ
1.行動契約書を作る
より具体的な行動計画を文書にして、目視化しておく
「ご褒美」と「ペナルティ」を設定する
行動したらポイントを付与し、一定の数に達したら自分にご褒美
2.フィードバック
行動の測定結果を常に見られる状態にしておく
3.サポーターによる援助
行動したら奥さん旦那さんに褒めてもらう
ブログやmixiで経過を公開しコメントをもらう
そしてこの本では最後に、初めのエピソードで何をどう改善すれば続けられるのかのエピソードが展開されます。
ざっとまとめてみると上記のような要点になりますが、
ところどころ例話を織り込みながら項目の真意を説明しているので、
やっぱり一度この本を読んでみることをお勧めします!
薄い本なので、1日で読めると思います。
目次
第1章 あ〜あ、やっぱり続かない…
第2章 「続かない理由」はここにある
第3章 行動に着目すれば、物事は簡単に継続できる!
第4章 ステップで解説!続ける技術を身につけよう!
第5章 続けるためのちょっとしたコツ
第6章 行動科学で続けられた!―第1章の登場人物たちは…
本の内容
性格も、精神力も、時間も、年齢も、お金も関係なし!あなたの「行動」に着目すれば、もうムダな挫折感を味わうことはありません!アメリカ発の「行動科学マネジメント」を使って「継続は力なり。」をあなたのものにする!3日坊主にならない「とっておきのコツ」を紹介します。
著者情報
石田 淳(イシダ ジュン)
株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。株式会社ウィルエドゥケイトスクール代表取締役社長兼最高経営責任者。IS行動科学マネジメント研究所所長。ADI Japan代表。1998年、上場直前の企業を退社し独立、学習塾の経営を開始する。人間の行動を科学的に分析する手法について、NASA、ボーイングなど全米600社以上が導入しているメソッドを米国のADI社から学ぶため渡米。アメリカの心理学学会のトップであるアンディー・ラトル氏にその実力を認められた。日本で唯一のADI行動科学マネジメントのライセンス資格を持つ。人材育成と企業内の問題解決をすることで業務展開を加速する独自のマネジメント手法を構築。5年間で直営90教室を開校。5年で10倍という驚異的な拡大スピードは、同業他社・マスコミも注目。TV「ワールド・ビジネス・サテライト」(テレビ東京系列)、雑誌「AERA」(朝日新聞社)でも取り上げられる。人間の行動を科学する手法は、社内マネジメントだけでなく、自ら運営する塾の教育システムにも導入。子供たちが主体的に学習する学習マネジメントにまで発展させる



