

著者/訳者名 荒木裕/著
出版社名 現代書林 (ISBN:978-4-7745-1103-0)
発行年月 2008年02月
サイズ 190P 19cm
価格 1,260円(税込)
タイトルを見るとガチガチの医療本のように思えるけど、
これ、「肉食ダイエット」や「断糖食」を提唱している著者の
大元となっている本だ!
目次も本当はもっと細かく見出しが分かれているんだけど、
この目次だけ読んでみても今までの「常識」が覆されていて、
びっくりこいた!
まあ、基本は、肥満・メタボリックの行きつく先が生活習慣病の糖尿病なわけだけど、そもそも、その糖尿病というものはどういうものなのか?をまず理解する。
それは、糖摂取過多による、インスリン抵抗性だった!
と、病気に関す細かい説明は本書を読んでもらうとして、
要するに、「糖」を含む食材を“一切”排除した食生活に切り替えることで、生活習慣病に劇的な改善を起こすということを実証している。
先日学んだばかりの「低GI値」食事法では、血糖値の急上昇を起こさない食材を選んで食すという提案だったが、
今回は、糖を含んでいる一切の炭水化物、ジャガイモを含む根菜類、
キャベツ、白菜、レタス、キュウリ、ナス、トマト、果物全般などなど、甘みを感じる葉菜類も全て糖食品というカテゴリーに加わる。
よって、これまで一般的な病院などで出されていた、カロリーを控えた野菜の多い健康的な食事というものは、この著者の論によると糖尿病には全く意味のない食事療法だったことになる。
食していいのは、肉、卵、魚介類、大豆食品、添え物程度の野菜、ふすまパン、など
現代食材の中では結構限られてしまうかもしれないが、主婦には食材選びが簡単でいいかもしれない!
糖摂取過多による弊害は糖尿病だけにとどまらず、高血圧、痛風、動脈硬化、リウマチ、精神疾患にも影響を及ぼしている。
人はもともと肉食動物である。それは、消化器官をみると、草食動物のそれとは全く異なり、肉食動物と共通していることからわかる。
だから、日本人は欧米人に比べて胃腸が野菜食に親しむように出来ているというのは誤りだし、菜食主義が健康食であるというのは、身体の仕組みを考えれば何の根拠もない。
また実際に、穀物食が中心だった時代に比べて、日本人の寿命は肉食化するとともに伸びてきたことは自明だ。米どころの東北や北陸の人は短命だったが、昔から豚肉を食べる沖縄の人は長寿の傾向がある。
他にも、
・糖尿病治療に総カロリー制限は意味がない
・野菜を食べないとビタミン・ミネラル・食物繊維が不足するのでは?
・糖を取らないと脳の栄養が足りなくなるのでは?
・卵は食べられるだけ食べてもよい!
などなど、これまで良いと信じてきたことが覆される理論がいっぱいなのだが、一つ一つになぜかとっても説得力があって、腑に落ちてしまうのだ!
細かい所はきちんと自分で読んで確認しようね!
目次
第1章 糖をやめて肉をしっかり食べれば、糖尿病は治る!
・現代人にとって糖は「よくないもの」である
・なぜ、糖をやめると糖尿病がよくなり、生活習慣病が治っていくのか
・糖尿病の患者さんに知っておいてほしいこと
第2章 エスキモーは糖尿病にならない
・ヒトはもともと肉食動物である
・炭水化物ばかり食べていた昔の日本人は、なぜ糖尿病にならなかったのか
・必要不可欠なのはタンパク質と脂質
・諸悪の根源、糖を絶つ!
第3章 ハーバード大学での研究成果「荒木メソッド」
・合理的に考えれば当たり前のこと
・「荒木メソッド」の実際、入院メニュー紹介
・食べもの健康常識のウソに注意!
第4章 家庭で実践しよう!「荒木メソッド」
・断糖食の「5つの約束」で、お腹いっぱい食べて糖尿病にサヨナラ
・なぜ糖尿病だと禁酒しなければならないの?
・卵は積極的に、1日何個でも食べる
・よい食品だが、意外に糖の多いもの
・サプリメントを利用するなら、この3種類
本の内容
肉・魚・アルコールだってOK。糖尿病にサヨナラ。ハーバード大学での糖代謝研究から生まれた驚きの治療法。
著者情報
荒木 裕(アラキ ヒロシ)
1934年京都府生まれ。1967年京都大学医学部大学院卒業後、大阪北野病院勤務。その後、ハーバード大学附属小児病院脳神経外科研修医、ハーバード大学医学部臨床栄養学部助教授、アメリカ国立公衆衛生研究所(NIH)客員研究員、サウスカロライナ大学医学部勤務を経て、1983年加古川市に崇高クリニックを開業
posted by yotu at 16:41
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