

小倉昌男著
日経BP社 2003年10月 1,365円
「知っていますか?障害者の賃金が月給一万円に満たない事を。」
ヤマト運輸会長から、ヤマト福祉財団を作って福祉の世界に飛び込んだ小倉さん。
障害者の福祉作業所が、障害者の自立した雇用を生み出すというのとは名ばかりで、障害者の為のデイケア・レクリエーション活動と、ほんのちょっとの生産活動しかしていない為に、月給にして1万円に満たない
お小遣い程度の収入しか得られないという現実を目の当たりにした。
そこで憤慨し、作業所の運営者に→「経営者」になってもらう為の全国
セミナーを展開し、意識改革を行いながら「スワンベーカリー」という、障害者がしっかりと働き、収益を得られるビジネスモデルをチェーン展開させるという一連の物語。
作業所って言うのは障害者の親御さんが開く場合がほとんどらしい。
でも、だからこそ運営者には残念ながら“経営感覚”って言うものを持っていない場合が多い。
言い方は悪いかもしれないが、障害者本人とと親が家に引きこもらないで表に出る為の「居場所」に過ぎないという状況が多い。
しかし、一方で親本人が死んでしまった時に、障害を持った子が経済的に自立して生きていく術が無い事に不安を抱いてもいる。
ならば、本当に収益を上げられる仕事を作り出し、担っていくしかないのだと思う。
・・・ということを色々考えさせてくれる本です。
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posted by yotu at 01:20
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