2007年11月29日

社会起業家 「よい社会」をつくる人たち

iconiconPHP新書 134
著者/訳者名 町田洋次/著
出版社名 PHP研究所 (ISBN:4-569-61360-8)
発行年月 2000年12月
サイズ 204P 18p
価格 693円(税込)

うっかり、この本の方が前読の「社会起業家」より新しいと思っていたら、2000年の古い本だった!
ということで、事例としては少々古い内容になってしまうのだけれど、目次にあるように、社会起業という言葉が出てくる頃の「市民起業」や「非営利セクター」などの台頭などを歴史的に学ぶのにちょうど良い本でした。

目次
プロローグ 新しい生き方、働き方
第1章 社会起業家とは何か―イギリスの事例から
第2章 アメリカのグラスルーツ・リーダー
第3章 社会起業家が登場した背景―九〇年代の世界
第4章 従来型の非営利組織との違い
第5章 日本の社会起業家たち
第6章 明治の社会起業家たち
エピローグ 社会起業家は世の中を明るくする

この本の特徴といえば、「考察」がしっかりとなされてきちんと整理されているから、系統だてて「学ぶ」のに適している。
社会起業という概念がまだ薄い時代にすでに起きていた様々な事例と、そういう社会事業や非営利セクターの活動を分析記録してきたシンクタンクや大学の記録内容。
そして、従来型の非営利活動と社会起業家との違いもキチンと比較されている。

そんなわけで、社会起業の成り立ちのようなものをしっかりち学ぶのには適した本ですが、著者のブログは一つ一つのエントリーがとても読み応えがあって毎回更新を楽しみにしています。

町田洋次の社会起業家・エッセンス
http://ameblo.jp/yymachida/

本の内容
社会起業家とは「医療、福祉、教育、環境、文化などの社会サービスを事業として行う人たち」である。マクロ公共政策と手厚い社会保障を柱とする従来型福祉国家に代わって、自立型福祉システムを構築し、社会を活性化する存在として、まずイギリスで注目された。今、日本でも、単なるボランティアとも、経済的利益だけを追求する起業家とも違う「社会起業家たち」が現れはじめた。本書では「よい社会」の創造を目指す彼らのユニークな活動を通して、次代を担う新しい生き方・働き方を提案する。

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2007年11月25日

社会起業家 社会責任ビジネスの新しい潮流

iconicon岩波新書 新赤版 900
著者/訳者名 斎藤槙/著
出版社名 岩波書店 (ISBN:4-00-430900-X)
発行年月 2004年07月
サイズ 246P 18p
価格 819円(税込)

古い本、だけど新しい本!
社会起業に関心のある人はとっくに読んでるであろう2004年の本、なのだけど、自分にはとっても新鮮に面白かった!!

「ベン&ジェリー」というアイスクリーム屋さんの活動は、売り上げを伸ばすという営利企業としての至上命令は決して無視せず、様々な社会的プロジェクトを行うユニークな経営理念を持っている。
・ホルモン成長剤を与えないで育てた牛から搾った牛乳を使用。
・NPOが主催するイベントでは、積極的に無料でアイスクリームを提供している。
・ホームレスの社会参加の為に、店を職業訓練の場として提供。
ほかもろもろ。

そして、低所得者・ホームレス向けの住宅「タイムズ・スクエア・ホテル」を運営するNPOコモングラウンドもフランチャイズでベン&ジェリーを運営し、ホテル住人の自立を支援する職業訓練所としても機能している。
(このホテルは、年間所得の30%を入居料として払い、カウンセリング、健康管理、レクリエーション活動などのサービスを享受できる!)

この冒頭の二つの企業紹介を読んだだけで、激烈感動でした!
コモングラウンドは、ホテルの再開発という分野で卓越した事業性を発揮している。

最近では日本でも横浜で同様の活動が見られるが、ここまでの収益性は出ていないのではないだろうか?
●横浜市寿町のホステル事業「YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE」
 http://yokohama.hostelvillage.com/ja/

既に大企業として成長している企業の中にも社会事業に力を入れているところがある。
アメリカンエクスプレスは、自由の女神の修復や飢餓木滅、乳がん撲滅を目的としたカードを開発し、利用額の一部を巨額の寄付に使っている。
スターバックスは、ケア活動に資金援助し、ケア活動国で生産されたコーヒーを積極的に仕入れている。オーガニックコーヒー、フェアトレード、ショップを職業訓練の場にするなど多岐にわたる。
パタゴニアなんかは事業の好調な拡大に危機感を抱き、理念を守り続けるために企業規模を縮小までする。
アメリカで目立つのは、社会責任投資や、ISOのような認証によるコンサルティングだろうか。

ほんとに様々な角度から社会起業っていうものを考えることができるんだなあって、びっくりしました。

斎藤槙(著者紹介サイト)
http://www.asuinternational.com/company.html

〜本の内容;目次

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2007年11月22日

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

iconicon著者/訳者名 梅田望夫/著
出版社名 筑摩書房 (ISBN:4-480-06285-8)
発行年月 2006年02月
サイズ 249P 18cm
価格 777円(税込)

いや〜〜、目が見開いた思いです!
というのは、グーグルとかマイクロソフトとかアマゾンとかシリコンバレーとか、そんな企業とか地域やらその文化やら立ち位置やらを広義に狭義に考察してわかりやすく解説してくれている本って初めて読んだからです。

この本は、2006年の初めごろに出ている本で、すでにたくさんの人が読んでいる感がありますが、さらに最近著者の新作が出てまたたくさんの人が書評にしているので、それを読む前の復習のつもりで図書館で借りてきました。
いや、ほんと、またまた久しぶりに感動して人に読ませたいと思いました。

電化製品〜ウェブの「チープ革命」から、ウェブの可能性はまだまだあると言うことから始まり、オープンソースと言うことの意味と、シリコンバレーという場所に集まる人のこと。

Googleという企業の、他の企業と比較したときの立ち位置や考え方。そう、グーグルで働きたいと思っても、基本的に「IT系の博士号取得者」のような天才肌を積極的に集めて、天才による開発〜この本で言うところの「情報発電所」〜づくりが採用方針ということなので、すっげーなあと思いつつも自分は断念せざるをえないんだね。

アマゾンに見る「ロングテール」現象というのは、古くなって書店に並ばなくなったような本まで、アマゾンでは購入したりチェックしたりした本のついでに自動的にお勧めしてくれるので、思いもかけず古い本がロングセラーとなっていくという面白現象。

オープンソースと、そこから発生するコラボレーションの面白さや、ウィキペディアってこういうものだったのか!だったらもっとこういう風に使えるかもしれないなあ、、、なんてアイディアがたくさん沸いてきました。

〜本の内容;目次;説明

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2007年11月20日

「日本一の村」を超優良会社に変えた男

iconicon著者/訳者名 溝上憲文/著
出版社名 講談社 (ISBN:978-4-06-214205-2)
発行年月 2007年08月
サイズ 214P 19cm
価格 1,575円(税込)

本の内容
IBM、リコーと同じA+評価を得た自治体人口5万4000人でも市にならない岩手県滝沢村は、日本経営品質賞を得た日本一の優良自治体。決して破綻しない組織、成果主義の機能する組織がここにある。

目次
第1章 おらほの「役場」を「会社」に変える
第2章 職員三〇〇人のお役所意識を壊す
第3章 フル稼働できるフラット型組織をつくる
第4章 マル秘人材活用策で「社員」をやる気にさせる
第5章 財政危機を住民とともに乗り切る
第6章 行政経営理念を職員とともにつくる
第7章 住民と職員の“協働”をゼロから生み出す
第8章 「日本一の優良自治体」は進化する
第9章 自治体の未来を訴え続ける

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2007年11月18日

チャンス 成功者がくれた運命の鍵

iconicon著者/訳者名 犬飼ターボ/著
出版社名 飛鳥新社 (ISBN:4-87031-674-9)
発行年月 2005年07月
サイズ 294P 19cm
価格 1,500円(税込)

「ユダヤ人大富豪の教え」のような、日本人の若者が成長して成功していく小説が読みたいと探して見つけた大正解本!

そして「ユダヤ人〜」とは一味もふた味も異なる面白さ!
独自にビジネスを始めて試行錯誤していたがうまくいかずに悩んでいた20代の主人公が、メンターとなる人物と出会い、実際に事業を立ち上げてたくさんの失敗を重ねながら、やがて迎える衝撃のラスト!

いや、ほんと、まさかこんなラストを迎えるなんて想像できませんでした。
いつも眠りの導入のためにこの本を少しずつ読んでいたのですが、整体ビジネスを始めるあたりからかな?面白くなっちゃって完全な寝不足状態、頭痛しまくりの1日でしたとさ。


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2007年11月14日

スターバックスに学べ!(マジマネ)

sterbucks.jpgジョン・ムーア[著] 花塚恵[訳]
ディスカヴァー
1575円

憧れの外資系企業!“スターバックス”
外資系だけに年齢不問い、パートさんにも福利厚生が付いて、コツコツ頑張る人には年に3回の正社員昇格のチャンスあり!
従業員満足は当たり前の代表ともいえるスタバの凄さを余すとこなく紹介しているのがこの本だ。

「ブランディング」「顧客サービス」「人材育成」について、スターバックスでは一体どういう経験を積んで、どういう考え方をし、現在に至るのか?

実を言うと、ずっと興味を持っていました(Lovely)
でもこれまで接客業やサービス業に関心を持ちつつも、マニュアルだらけのロボットのようになるのは嫌で、二の足を踏んでいました。スタバにはマニュアルはないんですって、で、互いに知恵を出し合いながら、情熱をもって働いているパートナー(従業員)の話を聞いて、密かに恋い焦がれておりました。

と、いうわけで書店で即買い!読ませていただきました。
自分もパートナーになりたいです〜。

商品の説明

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