2010年12月31日

建築家が建てた50の幸福な家

建築家が建てた50の幸福な家

松井 晴子 エクスナレッジ 2010-08-30
売り上げランキング : 143899
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A4の雑誌のような本かと思ってリクエストを出していたら、辞書のような分厚い本が届いて驚いた一冊。

この本で取り上げられている50件の家々は、平均すると「築20年」を経た建築家設計の家を取材している。
その20年をどのように経て来たのかのインタビュー記事も面白いんだけど、カラー写真もふんだんに掲載されているので、これが20年という歴史を経てきた家なのかととても興味深く見せてもらった。

新品の家の写真とは明らかに異なる経年変化を経た家がそこには映っているのだけれど、でも「劣化」を感じさせるようなものがどこにもないのは、家主がマメに家に手を入れてきたということからだろうか?

本屋の「ハウス・インテリア」コーナーに行けば今は流行っているので、いくらでも新進建築家設計の家が見られるけれど、こういう、人が歴史を刻んだ家を見るのって逆に新鮮で面白かった!

内容
建築家の想いを住み手が大事に受け止めて、築20年以上が経過した50の家。建築家との幸せな出会いを語った住宅物語。

著者略歴
松井 晴子

1944年生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。住宅雑誌、建築専門誌の編集を経て、現在、「住」に関わる取材執筆・単行本の企画・編集を行っている

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2010年12月30日

プロメテウスの涙

プロメテウスの涙

乾 ルカ 文藝春秋 2009-04
売り上げランキング : 345610
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この著者の長編小説は初めてだったけど、読み応えがあった!
オカルトとか宗教的なものを取り入れつつ、でも決してそれが中心というわけではないような、不思議な物語が特徴。

アメリカの、死刑にされても死なない、全身をがんに侵されても死ぬことの出来ない死刑囚をカウンセリングする裕美と、日本で、謎の発作を起こす少女を診る精神科医の涼子の、お互いのやりとりがやがて接点を持ち始めて。

「輪廻転生」が今回のキーワードとなるオカルト要素なのだが、それがシンクロしていくさまが絶妙なステップを持っていて、ほんとに、映画や長編ドラマを見ている心地でした。

というかほんと、この本のプロモーションがもう少し上手ければ、既に映画化の話が上がっていてもおかしくないのでは?

内容
激しい発作に襲われる少女・あや香。米国の医療刑務所で、終わりなき地獄の責め苦を受ける不死の死刑囚。時空を超えて二人をつなぐ運命の桎梏とは。

著者略歴
乾 ルカ

1970(昭和45)年、北海道生まれ。短大卒業後、銀行員を経て、資格予備校でアルバイトをしながら、小説の執筆を始める。2006(平成18)年に、「夏光」で第八十六回オール讀物新人賞を受賞。2007年9月に初の単行本『夏光』を上梓。巧みなストーリーテリングと独特のグロテスクな美意識で異彩を放つ、期待の大型新人作家である

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2010年12月24日

お金を稼ぐ習慣術

日々の行動を儲けに換える お金を稼ぐ習慣術

午堂 登紀雄 日本実業出版社 2010-02-18
売り上げランキング : 128364
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ちょっとタイトルが露骨だな〜という抵抗を感じたものの、著者の前の本が面白かったので手にとって読んでみました。
すると、いや、こりゃ意外に堅実に自分の生活習慣を改めて、自らビジネスを起こしたい人や発想できるようになりたい人への示唆にとんだ内容となっていました。

前半は、生活習慣の効率化や、物事を捉えるときに常に頭を回転させて、その仕組や真相を考えられるように感性を研いでおく思考法を教えてくれています。
ノウハウの中には、確かにそこまで言われても難しいし、著者の生活習慣をなぞって言われても真似はできないなあということも含まれて入るものの、それを一般論にまで落としこんで考えて自分に当てはめてみれば、活かすことの出来るアイディアは豊富に得られる!

後半では更に唸った!
今まで当たり前のように行なっていたことを、思い切って辞めてみる実験など、とにかくいろんなコトを試してみようという提言や、
さらに逆に、今まで引き締めて雁字搦めに頑なになっていたことがあればそれを緩めて気軽に行動してみることで、また新しい世界を拓いていくことが出来るということを教えてくれたり、

何かしら現状に閉塞感を感じている人にとっては、新しい世界を目指していくヒントが満載の一冊となっていました!

内容紹介
●「お勉強」せずに“儲ける”方法!

ビジネスパーソンの勉強とは、机に座ってするものではありません。
資格をとらなくても、ビジネススクールに行かなくても、
お金を稼ぐ力を高める方法はあります。
寝る間を惜しんで働かなくても、コマ切れ時間を必死に使わなくても、
儲けに変える方法はあります。
それが本書で提案する、「お金を稼ぐ習慣術」です。


●経験を儲けに換える作業を習慣化しているか

私たちの生活は、経済活動と非経済活動の2種類で成り立っています。
経済活動というのは、価値を創造し、富を生み出す行動。
非経済活動というのは、時間やお金をただ消費する行動。
会社で仕事をするのは経済活動と思われていますが、
実は1円にもならない非経済活動をしている人も多い。
この場合、いくら働いても自分の収入は増えません。
家族と過ごしている時間は一般的には非経済活動に見えますが、
それを経済活動に換えている人もいます。
この違いをもたらしているものは、情報(経験)を儲けに換える知的な思考作業をしているかどうか。
そして、そういう作業を習慣化できれば、日常生活のすべてが学びとなり、
漫然と過ごしている人とは大きな差をつけることができます。

●日々の行動を儲けに換える習慣を紹介

本書では、「エア社長になる」「ジェットストリームアタック仕事術」
「3D観察力で情報クッキング」「倍速オーディオ活用術」
「考えなくて済むことを増やす」「手裏剣カバン術」など、
日々の行動を儲けに換える様々な習慣を紹介。
お金を稼げるようになる望ましい習慣が身につきます。

著者について
午堂登紀雄(ごどうときお)

1971年、岡山県生まれ。
中央大学経済学部卒。米国公認会計士。
大学卒業後、東京都内の会計事務所にて企業の税務・会計支援業務に従事。
大手流通企業のマーケティング部門を経て、
世界的な戦略系経営コンサルティングファームである
アーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。
IT・情報通信・流通・金融をはじめとした国内外の大手企業に対する
経営課題の解決や事業戦略の提案、M&A、企業再生支援など、数多くの案件を手がける。
2006年、株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。
現在は経営コンサルティングを手がけるかたわら、
キャリアプランやビジネススキルアップ、資産運用に関するセミナー、講演で活躍。
企業研修、執筆なども精力的に行なっている。
著書に、『頭のいいお金の使い方』(日本実業出版社)、『お金の才能』(かんき出版)、
『33歳で資産3億円をつくった私の方法』『30代で差をつける「人生戦略」ノート』『問題解決力をつける本』(以上、三笠書房)、
『お金を稼ぐ読書術』(ビジネス社)などがある。

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2010年12月22日

68点を確実に取る勉強法

68点を確実に取る勉強法

横溝慎一郎 フォレスト出版 2010-06-04
売り上げランキング : 11393
by ヨメレバ

久しぶりの学習法本!
著者は行政書士や社労士、宅建といった、ズバリ資格試験を教えている講師さんなので、これらの資格の勉強を考えている人にはうってつけです。

この本のメインは、学習計画と「時間管理法」に重点を置いているところかな。
さらに、人間はすべからく忘れやすいものだということを前提にして「記憶法」も駆使した学習法を提案し、問題集の使い方を工夫することで「復讐するな!」と言っているんだね。

この「復讐するな!」とは、できるだけ効率的に、少ない復習回数で済ませるということなんだね。
できるだけ手間をかけずに、最小の労力で学習することを提案してくれる、良本でした!

横溝慎一郎行政書士合格ブログ
http://ameblo.jp/mizo-pan/

内容紹介
■復習するな!

このページに来ていただき、ありがとうございます。

「先生!この問題は何回も復習したからカンペキです!」
「この分野は自信があります!」

このような話を聞いて、私はいつもこう思います。

それじゃ、落ちるよ…。

なぜなら、試験は範囲がものすごく広いからです。
この分野はカンペキだけど
「あの分野は1度も見ていない」では確実に落ちます。

これは、資格試験にかかわらず、
語学試験でも、大学受験でも同じことです。

1つの分野、科目だけカンペキにしていたら、
合格に最低限必要な知識を身につけることはできないのです。

■受験生の常識は超非効率!間に合うわけがない!

このような勉強をするから、

「時間が足りない!」
「間に合わない…」
「なんで、私には記憶力がないのだろう…」

という、悩みを持ってしまうのです。
確かに、繰り返して覚えることは大事です。
しかし、限られた時間の中で多くの知識を必要する試験では、
非効率極まりない!

多くの受験生は、ビジネスマン、主婦、大学生です。
つまり、試験勉強だけできる環境にいない人です。

だから、限られた時間の中で
「間に合わせる」テクニックが必要です。

■「繰り返さない」ために効率化する!

そこで、「復習するな!」です。

何度も同じことを繰り返さないことが必要です!
つまり、最低限の回数で
正解できる知識を身につけなければなりません。

しかし、資格試験などの専門知識を必要とする試験は、
覚えられないから「繰り返す」は常識です。
誰でも繰り返さなければ覚えられないのです!

そして、時間がなくなる…。

しかし、ご安心ください。

本書では、「復習せずに」
合格する技術が簡単に身につきます。

繰り返す回数を極限まで減らして、
記憶効率を最大限に上げることができます。

そのコツは…

■100点狙うな!68点を確実に取りにいく!

100点狙うな!68点を確実に取れです!

多くの試験は、100点満点とすれば68点取れば合格できます。
つまり、カンペキな知識はいらないのです!

そう考えれば、覚えなくていい知識が見えてきます。
その結果、繰り返す回数も減ります。
そして、時間が増えるので、
過去問題集などの実践に近い勉強をする時間が増えます!

本書は、受かるための「学習計画」「時間管理」「記憶」
「問題集の使い方」「テスト直前対策」で役立つ効率勉強法です。

だから、
・最短で結果を出したい人
・試験が直前に迫り「間に合わない」という悩みがある人
・忙しくて勉強する時間が少ない人
・コツコツ勉強を続けられない人
・試験までモチベーションを保ちたい人
…などの人は、役立ちます。

私は、時間がない多くの人を最短で合格させてきました。
あなたも、その中の1人にします。

気軽にプロローグからお読みください。

内容
「資格試験」「語学試験」「大学受験」は、勉強範囲がかなり広いものです。カンペキを目指す人には向いていません。「この分野、科目ならカンペキ!」という人は落ちてしまいます。本書なら、「浅く広く」勉強して、最短で結果を出す方法がわかります。
著者からのコメント
「当たり前のことを当たり前に行う」
これができればどんな試験でも合格できます。

問題は
「当たり前のこと」とはなにか?
「当たり前に行う」とはどういうことか?
ということをきちんと理解しているかどうかなのです。
自分にとっての「当たり前」が実は「当たり前」ではないということもあります。あなたのマインドをリセットしてこの本のメッセージをしっかりと受け止めてほしい。そんな思いで書きました。

ですから、はじめて何かの試験にチャレンジする人はもちろん、何度か同じ試験に失敗している人にこそ読んでほしいと願っています。

合格する人は「素直な人」。
いいと思ったらどんどん取り入れ、その過程で自分の考えを修正することをいとわない人だと思います。

この本に出会ったあなたが、試験に対する全体戦略をしっかりと見つめなおし、合格という「目標」をクリアーされることを願ってやみません。
著者について
最大手資格試験スクールLECでは担当する講座が即定員になる大人気講師。図表をふんだんに使ったビジュアルに訴える講義は、はじめて法律を学ぶ人でも「わかる。受かる」と大評判。毎年多くの一発合格者を出している。
時に熱く、時に厳しく、時に温かいエールを送る姿勢は、指導している行政書士試験のみならず、大学受験、TOEIC、社労士、宅建、中小企業診断士、公認会計士、司法書士など幅広い受験生の共感を得ている。特に「あきれるほどの前向きさ」という言葉に支えられた受験生は非常に多い。

著者略歴
横溝 慎一郎

合格マインド養成塾代表。LEC専任講師。1969年長野県生まれ。中央大学法学部卒。大学在学中に始めた塾の講師のアルバイトをきっかけに「人にものを教えることのすばらしさ」に目覚める。中学受験・高校受験・大検受験・大学受験・看護系専門学校受験の指導を経て、2001年から行政書士試験の指導に携わる。講師歴は19年になるベテラン

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2010年12月21日

ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫)

ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫)

日垣 隆 大和書房 2010-02-10
売り上げランキング : 33703
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見開きページで1つずつスローガンを掲げているんだけど、他の方の書評にあるように、ちょいと支離滅裂な感じもする(笑)
概ね、他の何処かで聞いたことのあるハウトゥも多いんだけど、中には参考になる提言も含まれているので、読んでみて決して損はない一冊。
ありがたい事に文庫化もされているしね。

タイトルを見て勘違いして表面を舐めただけで「手抜き」を助長させると思うバカな人もいるかもしれないけれど、れっきとした「効率化」「生産性の向上」を考える本。
なのだけど、あまりラクにならなような気がする提言もある。

なんにせよ、このように100個のネタを考えることが出来れば、一冊本が書けるということを学んだ!

内容紹介
「一生懸命に働くな!」先達の知恵+自分の工夫=効率化。
電子書籍についての理論と実践に触れた「文庫本のためのあとがき」も充実!一生楽しく働くための100の知恵。
【目次より一部抜粋】
第1章 基本 編1 ラクをして成果を上げるのが基本中の基本
2 ゴールを必ずイメージしてから仕事に取りかかる
3 自分にできないことをしている人を、素朴に尊敬する
4 お金で自分の時間は買えない。他人の時間なら買える
5 「ぜひ続編を」に即対応できるよう、素材は使い切らない
6 外部の人に自分の仕事のおもしろさが伝わらなければ、それはつまらない証拠
7 よくわからなかったら、現場に行って考える
8 気になったら、まず買う
9 自分に対する相手の優先順位を上げてもらうことが仕事の基本
10 全体像と個別の処方箋を混同しない

第2章 インプット 編
11 「つまらない」と思ったら、できるだけ早く撤退する
12 情報収集にのめりこまない。情報とは「出合う」ものだからである
13 立ち読みは書店でなく家の中でする
14 若いうちはテーマなしで一日一冊、四〇代は一日で五冊
15 興味がわいたことは講演やセミナーに出て、全体像と情報源を一気に押さえる
16 書棚一本の本がたまったら、新しい分野を開拓できる
17 ブログを世界中の井戸端会議における、「立ち聞き」として活用する
18 ウソには必ず理由や背景がある。それを探るとインプットが効率的になる
19 発行部数数千部のメルマガや専門誌や白書類にたくさん目を通す
20 図書館に行けば行くほど「無駄遣い」になる

第3章 ネットワーク 編
21 いざという集まりには万難を排して参加する
22 アイデアは他人の頭で揉んでもらう
23 メールの未処理は「なし」の状態にして帰宅する
24 会いたい人にはできるだけ向こうから望んで会ってもらうように仕向ける
25 お願いした場合は「いつでも」と言う
26 予測がつかなかったら、親しい友人と賭けをする
27 人からすすめられたものは、無理をしてでも即日取り入れる
28 期待値を下げる
29 自分の実力をマッピングしておく。身の丈を知ったうえで見栄を張る
30 先輩の一言アドバイスには、とにかくまず従ってみる

第4章 撃退 編
31 締切日に納品しても、返信がないような会社とは仕事をしない
32 依頼には即決で答える
33 愉しめない喧嘩は避ける

「一生懸命」に働くな!“先達の知恵”+“自分の工夫”=“効率化”この公式を覚えたとたん、あなたの仕事は加速する。「やるべきこと」はできるだけ少なくし、「やりたいこと」をもっと拡大するための、すぐに役立つ100のアイデア。

著者について
作家・ジャーナリスト。1958年、長野県生まれ。大学卒業後、販売員、トラック配送係、TVレポーター、編集者など数々の職を経て、87年から執筆活動に入る。転職2回失業3回。『そして殺人者は野に放たれる』(現在は新潮文庫)で新潮ドキュメント賞、『それは違う!』(現在は文春文庫)で文藝春秋読者賞受賞。
『常識はウソだらけ』(WAC)、『個人的な愛国心』(角川ONEテーマ21)、『偽善系』(文春文庫、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞)、『学校がアホらしいキミへ』『知的ストレッチ入門』(いずれも大和書房)、『部下の仕事はなぜ遅いのか』(三笠書房)、『通販な生活』(講談社)など著書多数。

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2010年12月18日

35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書

35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る (ちくま新書)

渡邉 正裕 筑摩書房 2010-10-07
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就・転職の絶対原則を知る (ちくま新書)

色々な人のキャリア形成のパターンがインタビューを通して紹介されているけど、総じて共通しているのは、「新卒」からきちんと就職できている事が前提となっていること。

20代のうちに中長期的なキャリアを“会社任せにせず”自分で考えておかないと、会社が潰れたら他に何も出来ない様な、潰しの効かない人材として定着してしまうと危機感を提示している。
ならばどうしたらよいか?の模範を示しているのが本書だ。

だから、新卒で上手いこと就職にありつけなかったタイプの人が、何がしかの救いを求めてこの本を読み始めても、面白くないかもしれない。

ただ、最後の章で「国がやるべきこと」を提案していて、法律で規定・保護されている正社員優遇を廃し、解雇の金銭的解決を法制化することで労働者の権利を守りつつ、正社員、非正規社員などという身分制度を無くしてフラットにする。
そうなると自然に人材の「流動化」が活発になり、年齢制限などもだいぶ無くなり、再チャレンジの機会が増えるというビジョンが示されている。

こういう提案をほんとに行政や政治家が参考にして、方向性を示して欲しい!

内容紹介
大企業に入れば、それで成功という時代ではなくなった。40歳で給料が頭打ちになり、それ以降は徐々に給料が下がる時代に突入している。こんな時代に、 20代、30代のビジネスパーソンはどう対処すべきなのか?本書では、35歳までに、「動機」と「能力」をもとにした「稼げる力」を増強することを提案する。迷える若者のための一冊。

内容
成功のセオリーが変わる!大企業に入れば、それで成功という時代ではなくなった。40歳で給料が頭打ちになり、それ以降は徐々に給料が下がる時代に突入している。こんな時代に、20代、30代のビジネスパーソンはどう対処すべきなのか?本書では、35歳までに、「動機」と「能力」をもとにした「稼げる力」を増強することを提案する。自分の市場価値を高めるために、能力・動機はどこにあるのか、どのようにすれば開発できるかなど、具体的な事例にそって解説する。迷える若者のための一冊。

著者からのコメント
ニュースサイトMyNewsJapan.comの人気連載企画「企業ミシュラン」から書籍化。自分の市場価値を高めるために、能力・動機はどこにあるのか、それぞれを、どのようにすれば顕在化・および開発できるのかなど、具体的な事例に沿って解説する。

著者について
MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。慶応義塾大学総合政策学部卒業後、日本経済新聞社記者、プライスウォーターハウスコンサルタント(現・日本IBM)コンサルタントを経て現職。独自のネットワークで大企業現役社員の直接取材を重ね、働く環境やキャリア、雇用・労働問題をテーマに執筆を続けている。

著者略歴
渡邉 正裕

1972年東京生まれ。(株)My News Japan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。慶応義塾大学総合政策学部卒業後、日本経済新聞社記者を経て、日本IBM(旧プライスウォーターハウスコンサルタント)に転じ、ホワイトカラーの最適活用を目的とするコンサルティングに従事。31歳でニュースサイト『My News Japan』を設立し、ジャーナリズムとコマーシャリズムの両立を標榜している。独自のネットワークで大企業現役社員の直接取材を重ね、働く環境やキャリア、雇用・労働問題をテーマに執筆を続ける

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2010年12月17日

会社にお金を残さない!

会社にお金を残さない! ~「ノルマなし!管理職なし!給料全公開!」の非常識な経営術~

平本 清 大和書房 2009-10-22
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「ノルマなし!管理職なし!給料全公開!」の非常識な経営術

先日読んだ松井証券の本と同様に、自分たちの会社の文化に合わせた独自の社内マネジメントをきちんと制度化して、「本当に大切なのは社員の幸せ」と言い切る会社のすごい仕組みを赤裸々に紹介している。

「会社の管理制度なんてこういうものだ」というような思考停止の、どこの会社でも行っているような人事を、よく考えてみたら必要のないものだと気がついたし、社員みんなに聞いてみたらやっぱり不必要だという意見でまとまった、管理職の廃止、管理部門の廃止、ノルマの廃止、退職金の前払い。

これらは「社員出資制度」によって、社員が会社のオーナーを兼ねているということから、自ら手抜きの仕事をしようとするものはいないと信頼する経営が支えている制度だ。

この一見すると社員に優しく公平だと言われる制度は、実は社員にとって厳しく、なあなあの関係を許さない。

そして、社内ウェブというシステムを非常に良く活用している!ここは見習うべき!
というか、このシステムによって管理職や稟議や決済というものの手間が大幅に削減されることで、フラットでシンプルな仕組みが生まれたんだろうなあ。

本当に社員にモチベーションを持って働いて欲しいと願うのであれば、目標やノルマなど設定する必要はないんだね。

未来型の、真に公平でフラットな組織づくりを考えたいのであれば、是非とも読むべき一冊だった!他のレビューも評価が高いわけだ!

あそうそう、この会社がだしている「縁なしメガネFit」が欲しいんだよねえ。。。

メガネ21
http://www.two-one.co.jp/a21/

内容紹介
「カンブリア宮殿」2週連続出演で大反響!
「どうしたら、つぶれないか」「どうしたら、社員が幸せになれるか」を追求したら、こんな会社になった!!

●ノルマ・目標なし
●管理職なし
●給料・評価すべて公開
●人事・総務・経理の廃止
●社長は任期制

これで、どうして右肩上がりに業績が伸びるのか?!
日本一「ユニークな会社」の実態を全公開!

内容
内部留保ゼロ、給与・評価はすべて公開、ノルマ・目標なし、管理職なし、人事・総務・経理の廃止―なぜ、これで右肩上がりに業績を伸ばせるのか?日本一「ユニークな会社」の実態を全公開!―。

著者について
株式会社21取締役。
1950年広島県生まれ。68年、広島大手のメガネチェーン店に入社。抜群の売り上げ成績を収め、26歳で本店副店長就任。79年には商品部長に就任する。86年、社長交代劇に巻き込まれ解雇される。同年、同じく会社を退職した4人でメガネ21を設立する。現在、広島を中心に全国120店舗以上、年商85億円のチェーン展開をするまでに成長。自身でも「縁なしメガネFit」を開発し、ヒット商品となっている。

著者略歴
平本 清

株式会社21取締役。1950年広島県生まれ。68年、広島大手のメガネチェーン店に入社。抜群の売上げ成績を収め、26歳で本店副店長就任。79年には商品部長に就任する。86年、社長交代劇に巻き込まれ解雇される。同年、同じく会社を退職した4人でメガネ21を設立する。現在、広島を中心に全国120 店舗以上、年商85億円のチェーン展開をするまでに成長。自身でも「縁なしメガネFit」を開発し、ヒット商品となっている

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2010年12月12日

好き嫌いで人事

好き嫌いで人事

松井 道夫 日本実業出版社 2005-07-14
売り上げランキング : 234190
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いや〜面白いね!
退職金や企業年金といった制度を一切廃止して、その分を上乗せした年棒制に統一。
シンプルでわかり易いながら、スタッフの評価を誤解を恐れずに一言で表すと「好き嫌い」で決めてしまうという、マネジメント。

私は逆にこういう会社で働いてみたいと心から思うよ!
金融という世界は、学生の時に一度「株式とは?」のような本を読んでみたことがあるくらいで、自分で働くという形で見たことはなかった。(今は散々異論な本も読んでるけど)
今戻れるのであれば、証券会社で働くことを前提に大学選びをしたいと思うよ。
それくらい、平均的に利益率の高い業界なんだよね。

「給料を貰って働く」のではなく「働いて給料を貰う」という意識を持ち、
真に顧客が欲するサービスを提供する、顧客の論理で考えるスタッフを採用する。

経営者としてここまできちんとマネジメントについて語ることが出来る人も珍しいんじゃないかな。

内容紹介
◎社員1人当たり経常利益1億5000万円を稼ぐ松井証券の経営の秘訣を、社長自身が初めて著わす
万年ブービーだった松井証券を、リテール分野では野村証券を追い抜くまでに生まれ変わらせたことで知られる松井社長。その原動力となったのは、ネットトレードへの特化などの経営施策とともに、社員を活性化させる独特の人材マネジメントであった。
同社は社員150名で226億円の経常利益を稼ぎ出す、超高効率、高収益企業として知られる。本書は、松井社長が初めて、その少数精鋭経営の背景にある、人材マネジメントに対する独特の考え方、仕組みを明かすものである。

◎人事評価は「好き嫌い」で行なうのがいちばんいい
松井証券の人事制度は、ボーナスや退職金もない、完全年俸制。そして、その年俸を決める基準は、成果主義でも能力主義でもない「実力主義」である。輪切りにした評価項目を積み重ねるのではなく、トータルな人間としての評価をタテとヨコからつけるというものだ。
その評価の基準は結局「好き嫌い」であり、人間同士が集う会社という器においては、それこそが真実を語ると松井社長はいう。その他にも、「採用は縁故に限る」「頑張って働いてはいけない」など、同社の人材マネジメントにはユニークで興味深い考え方があふれている。

◎本書で初めて明かす、証券業界への新たな宣戦布告も!
一方、そうした精鋭社員を率いて取り組む次なるターゲットにも言及。松井社長はこれまでにも「株式保護預かり手数料の無料化」で証券業界を震撼させたが、本書においては証券業界に残された一大タブーを打ち破るための布石を打ちつつあることを断言している。
成果主義への懐疑など、日本型から脱皮したはずの経営のあり方に、さらに転換点が差し掛かっている昨今、松井社長の発想法と取り組みは大いに示唆に富む。業界やポジションを超えた多くのビジネスパースンに、ぜひとも手に取ってもらいたい一冊である。

少数精鋭、超高効率、超高収益を誇る勝ち組集団・松井証券の「組織」「人事」「評価」「分配」の具体的な仕組みとそこに込められた経営思想を、社長自らが初めて明らかにする。

社員1人当たり経常利益1億5千万円を稼ぐ! 超高収益企業のトンデモない人材マネジメントの秘密を初公開。「組織」「人事」「評価」「分配」の具体的な仕組みとそこに込められた経営思想を、社長自らが初めて明らかにする。

著者略歴
松井 道夫

1953年長野県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、日本郵船に入社。義父の経営する松井証券に移り、95年に4代目社長に就任

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2010年12月10日

未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論

未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論

岡田 斗司夫 アスペクト 2010-07-26
売り上げランキング : 68429
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自分たちが望む形でのそれぞれの成功を収めるこの天才二人が対談すると、何が起きるのか?
それがこの本、「未来」を改造する話だ!

私が興味深かったのはやっぱり「日本人全員を年金生活者にしてしまえ!」というベーシックインカムのくだりなんだけど、
未来には太陽のエネルギーを高効率で利用出来るようになる「エネルギーフリー」な社会が実現するという予言!
こういう科学には是非とも貢献したいなあ!!

未来を想像し刺激するという事で、読んでいてワクワクする楽しい本でした♪

内容紹介
オタキング岡田斗司夫とカリスマブロガー小飼弾が指南する、未来を生き抜くための新しい生活術。 もはや、「カネ」「モノ」「個人」の時代は終わった! 「豊か」であることを素直に認めれば、僕らはもっと楽しく生きられる。 日本人はみんな、これからはオタナ(=オタク+オトナ)として生きていこう!

非モテも不況も怖くない「がんばらない」が世界を変える!「カネ」「モノ」「個人」の時代は終わった!「豊か」であることを素直に認めれば、僕らはもっと楽しく生きられる。

日本が誇る超・異能人、岡田斗司夫さんと小飼弾さんのお2人が、非モテから世界不況まで、現代の日本人が抱いているさまざまな不安や問題を一刀両断。未来を生き抜くための知恵と発想がこの1冊にすべてつまっています。

著者について
岡田斗司夫(おかだとしお)
1958年、大阪市生まれ。アニメ会社ガイナックス設立後、東京大学やMIT講師を経て現在は大阪芸術大学客員教授。主な著作に『オタク学入門』(新潮文庫)、『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)、『世界征服は可能か?』(ちくまプリマー新書)。本書の対談後、社員が給料を払うユニークな会社オタキングexを設立。 Twitterアカウントは、ToshioOkada

小飼弾(こがいだん) 1969年生まれ。投資家、プログラマー、ブロガー。カリフォルニア大学バークレー校中退。株式会社オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)の取締役最高技術責任者(CTO)を経て、現在ディーエイエヌ有限会社代表取締役。主な著作に『弾言』『決弾』(ともに小社)、『小飼弾の「仕組み」進化論』(日本実業出版社)、『空気を読むな本を読め』(イーストプレス)、『新書がベスト』(KKベストセラーズ)。 Twitterアカウントは、dankogai

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posted by yotu at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方暮らし方

2010年12月05日

セルフビルド―家をつくる自由

セルフビルド―家をつくる自由

矢津田 義則 旅行人 2007-09
売り上げランキング : 59002
by ヨメレバ

いや〜面白いね黒ハートっていうか、刺激的なんだexclamation×2

自分で作れば、家はこんなにも面白くなる!っていう、傑作がこれでもかと紹介されている。

中には建築士資格を取得してまでしっかりと勉強してから建て始め、難しい部分だけは建設業者に依頼する、ハーフセルフビルドもあるんだけれど、

やっぱり味わい深いのは、自分で考えて見よう見まねで試行錯誤のすえに出来上がったおうちかな〜?
一番最初のページで紹介されている、茨城県八郷町の家が一番衝撃を受けたかな。
是非とも一度見学させて欲しいくらいだよハートたち(複数ハート)

内容
人には自分の住みかをつくる自由がある。素人が建てたセルフビルドのおもしろ物件30軒を紹介。

著者略歴
蔵前 仁一

作家、旅行雑誌『旅行人』編集・発行人。1956年、鹿児島生まれ。慶応大学卒。1980年代初めからアジア・アフリカを中心に世界各地を旅行し、旅行記、エッセイなどを発表する

矢津田 義則

陶芸家。1961年、福岡県生まれ。1984年、大学卒業後、東京で図書館員として勤務。1985年から西チベット、インド、ネパール、シッキム、タイ、メキシコ、グアテマラ、インドネシアなどを旅し、1988年から北関東の里山に移住。築窯し、陶芸家として独立。東京を中心に個展活動をしている。いつの間にかセルフビルド始める

渡邉 義孝
一級建築士。1966年、京都府生まれ。県立船橋高卒。型枠大工、保線工などを経て、鈴木喜一建築計画工房に入所。住宅設計、民家再生、文化財調査等を担当。2004年風組・渡邉設計室を設立。NPO東京を描く市民の会理事。ユーラシア各国を巡り、建築や生活に関するエッセイも発表

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posted by yotu at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築

2010年12月04日

メグル

メグル

乾 ルカ 東京創元社 2010-02-24
売り上げランキング : 187773
by ヨメレバ

この作品も短編のオムニバスなんだけれど、すべてのお話が同じ大学の奨学課によるアルバイトの紹介から始まる。

目次
 ヒカレル
 モドル
 アタエル
 タベル
 メグル

どれも不思議な話なんだけど、全てがオカルトというわけではない。
ヒカレルはお通夜に亡くなった人と手をつないで一夜を明かすアルバイト。
モドルは病院の売店で棚卸のアルバイト。
アタエルは地主の旅行中にペットに餌を与えるアルバイト。
タベルは依頼者の作った料理を食事するアルバイト。
メグルは庭木の冬支度を手伝うアルバイト。

どれも不思議で、暖かくなる話もあれば、寒気のする話もあり、しんみりとしてしまう話もある。
どれも不思議で、「世にも奇妙な物語」乾ルカ特集、が作れそうだね!

内容
「あなたはこれよ。断らないでね」奇妙な迫力を持つ大学学生部の女性職員から半ば強要され、仕方なく指定されたアルバイト先に足を運んだ大学生たち。そのアルバイトは、彼らに何をもたらすのか?五人の若者を通して描かれるのは、さまざまな感情を揺り動かす人間ドラマと小さな奇蹟の物語。小説の楽しみを存分に詰め込んだ愛すべき傑作、鮮やかに登場。

著者略歴
乾 ルカ

1970年北海道札幌市生まれ。2006年、短編「夏光」で第86回オール讀物新人賞を受賞し、翌年に受賞作を収録した作品集『夏光』で単行本デビュー

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2010年12月02日

夏光

夏光

乾 ルカ 文藝春秋 2007-09
売り上げランキング : 412856
by ヨメレバ

ちょっとずつオカルトめいた短編のオムニバスがこの本だ。

目次
第一部 め・くち・みみ
 夏光
 夜鷹の朝
 百焔

第二部 は・みみ・はな
 は
 Out of This World
 風、檸檬、冬の終わり

どの話も、実はオカルトな仕掛けの部分は大して怖くない。
怖いのは、人間だ。
どの話の主人公も、何かしらの不幸な環境にいて、
でも、希望を抱えていたり、希望を胸に抱いていたり、
だからこそ、物悲しい。

という訳で、読み終わるとちょっと暗くなるような、
希望を持ちたくなるような、切ない気持ちになる本ですね。

内容
哲彦が疎開先の漁村で出会った少年・喬史の顔の左半分を覆う真っ黒な痣。村人たちはそれをスナメリの祟りと忌み嫌うが、痣に埋もれた喬史の左目にはもっと恐ろしい秘密があった―。表題作など、グロテスクな美意識が異彩を放つ驚異のデビュー作。オール讀物新人賞受賞。

著者略歴
乾 ルカ

1970(昭和45)年、北海道生まれ。短大卒業後、銀行員を経て、資格予備校でアルバイトをしながら、小説の執筆を始める。2006(平成18)年に、「夏光」で第八十六回オール讀物新人賞を受賞

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