2011年12月30日

押入れのちよ

ジャンルは確かに「ホラー」なんだけど、全部が全部オカルトめいてるわけでもなく、そのまま世にも奇妙な物語に使えそうなお話が9話。

そして、やっぱり本のタイトルにもなっている「押入れのちよ」が一番面白かった!
ちよ、可愛い黒ハート
もうちょっと長く恵太とちよの生活を読んで居たかった!

「あとがき」にあったけど、無闇矢鱈に恐怖を強調するような話じゃなくて、ジェントル・ゴースト=優しい幽霊、という感じの物悲しいようで温かみもあるストーリーが秀逸でした!

内容
失業中サラリーマンの恵太が引っ越した先は、家賃3万3千円の超お得な格安アパート。しかし一日目の夜玄関脇の押入れから「出て」きたのは、自称明治39年生れの14歳、推定身長130cm後半の、かわいらしい女の子だった(表題作「押入れのちよ」)。ままならない世の中で、必死に生きざるをえない人間(と幽霊)の可笑しみや哀しみを見事に描いた、全9夜からなる傑作短編集。

出版社からのコメント
今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます……幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、ぞくりと切ない9夜の物語。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴
荻原 浩

1956(昭和31)年、埼玉県生れ。成城大学経済学部卒。広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。’97(平成9)年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞を受賞した

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posted by yotu at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー

2011年12月15日

ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇

人が行動を起こすのは全て「感情」による。
これは厳然とした事実で、実は理屈は後付のようなものである。

そして、人と人との人間関係にはある「力学」が働いていて、全ての人々の人間関係はその力学によって互いに役割を演じることで成立している。

ポジティブな人の相手はネガティブに、
自立的な人の相手は依存的に、
この、ポジティブ自立―ポジティブ依存―ネガティブ自立―ネガティブ依存、という4つのマトリクスによって成立するのが人間関係だったという。

この方程式が、この本を読んでいてあまりにも自分の人間関係に当てはまったので驚いた!
副題が「幸せな人間関係を築く8つのレッスン」ということで、上記のマトリクスによって人と人との関係性はどのように構築しあっているのかということを学び、そこからお互いに幸せになっていくためにはどうしたら良いのかをレッスンによって身に付けていく。

いや〜、とーっても学びの多い本でしたよ!
この本は一家に一冊常備しておきたいですね!

内容紹介
シリーズ第一弾から8年!
著作シリーズ400万部超の著者が、いまこそ伝えたいメッセージとは!
日本人青年ケンと新たなメンターとの出会い。
8日間のセミナーを通して解明される「人間関係」の謎。
ケンが学び、成長していく過程は、
多くの人の人生に、癒しと気づきをもたらしてくれる。
親子、夫婦、恋人、仕事、友だち……、
ありとあらゆる人間関係の秘密が解き明かされる!
「本書を読んだあと、あなたの人生は、あなたの感情が動いた分だけ動きだします。
直感的に『これだ!』と思ったことは、ぜひ行動に移してください。
この本の知恵は、それを受けとる人が上手に使えば、
人生を大きく変える力をもちます」――「あとがき」より

出版社からのコメント
シリーズ第一弾から8年!
著作シリーズ400万部超の著者が、いまこそ伝えたいメッセージとは!

日本人青年ケンと新たなメンターとの出会い。
8日間のセミナーを通して解明される「人間関係」の謎。ケンが学び、成長していく過程は、多くの人の人生に、癒しと気づきをもたらしてくれる。

親子、夫婦、恋人、仕事、友だち......、
ありとあらゆる人間関係の秘密が解き明かされる!

「本書を読んだあと、あなたの人生は、あなたの感情が動いた分だけ動きだします。
直感的に『これだ!』と思ったことは、ぜひ行動に移してください。

この本の知恵は、それを受けとる人が上手に使えば、人生を大きく変える力をもちます」----「あとがき」より

著者略歴
本田 健

神戸生まれ。経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、いままでに多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた

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posted by yotu at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方暮らし方

2011年12月05日

福音の少年 Good News Boy ~錬金術師の息子~

予想以上に読むのに時間がかかった。
と言っても、文庫3冊分というだけはある。
ただ文庫版は大幅に加筆しているとのことで、こちらを後で読んだから色んな所が端折られていてスッキリと読んだ気がする。

元々はどういう終わり方をする物語だったのだろうと言う所が一番気になっていてこの原作のほうを読んだんだけど、あれ?文庫版とほぼおんなじか?

でもほんと、文庫版の方が濃厚だと思う。
ただ、クライマックスシーンはやっぱりジーンと来るね。砂漠でABと共同宣言を上げるところ。電車の中でほろりと来たよ。

この原作の方も読んでみて良かった!

内容
錬金術師の御厨象山、妻で魔女の典子、一人息子の恵の一家はどこにでもいる平凡な家族だった。そこに時を同じくして新しい同居人が増えることになる。象山が作ったホムンクルスのアナと、上級魔女

出版社 ぺんぎん書房 石田, 2003/12/26
30万人が熱狂したWebノベルの傑作が、ついに単行本化!
インターネットで大人気を博し、30万人が読んだといわれる傑作Webノベルが 、著者による全面改訂を経て単行本になりました。日常的に『魔法』が使える世界を舞台に、一 人の少年が世界の存亡を左右する大事件に巻きこまれていく・・・この壮大な物語が、時にユー モラスに、時に格調高く、硬軟織り交ぜて魅力的に書き綴られていきます。ライトノベルや既存 のファンタジー小説などに飽き足らない読者にとって、まさに待望の一冊と言えるでしょう。

著者略歴
加地 尚武

1958年11月4日、愛媛県に生まれる。地元の高校を卒業後、同志社大学経済学部入学。1981年卒。在学中はサークル「同志社大学推理小説研究会」に所属。有栖川有栖氏、黒崎緑氏、白峰良介氏ら後に作家としてデビューする面々とともに活動。就職後、本格的な創作活動からは遠ざかるが、1995年頃から、もともと好きだったアニメのファンフィクションを書き始める。愛媛県に在住

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posted by yotu at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー