2012年07月04日

神様からひと言

この本もタイトルから、神様召喚モノのファンタジーかと思ったら、「お客様は神様です」の神様だった。

主人公は、広告代理店を首になり、食品会社に転職してきた会社員。
販売促進の為のスペシャリストとして入社したはずなのに、思いつきで新しい物事を始める副社長の思いつきで募集されたに過ぎなかったので、企画のプレゼンで失敗し、「お客様相談室」という左遷部署に飛ばされる。
そこでクレーム処理に当たるようになった主人公は、個性的な同じ部署の先輩に教わりながら、いろんな経験を積んでいく。

序盤はともかく、この新部署での面々と繰り広げる出来事が痛快で、中盤以降はもうニヤニヤしながら読み続けた感じ。
途中で泣きそうになるシーンもあるんだけど、何度も笑わせてくれて、一気に読みたくなる作品でした。

著者の本ってやっぱり空気感がどれも似ているんだけど、ほんとにグイグイ読ませてくれる、すっごく面白いです。
2時間ドラマにして欲しい作品でした!

内容
大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。

内容
会社に「人質」取られてますか? 佐倉凉平、9月12日付けで総務部お客様相談室へ異動。不本意な異動、でも辞められない。痛快、切なさを描いた、会社員物語。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴
荻原/浩

1956年生まれ。’97年「オロロ畑でつかまえて」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。軽妙洒脱、上質なユーモアに富む文章に定評がある、現在最も注目されている作家

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posted by yotu at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
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