2012年08月24日

幻想電氣館

とても面白くて一気に読んでしまいました!

前回の「幻想郵便局」とはほんのちょっとだけ絡んでいるだけで、基本的には別の物語として描かれています。
主人公スミレの語りで展開するんだけど、ちょっとボケているようで生真面目なスミレは、周りの人たちのことを結構冷静な目で見ていて、心の中で突っ込みます。ツッコミ役だったんだですね。

この語り口が「人類は衰退しました」の主人公のようで、アニメ化するのならまさに適役だと思いました。

内容説明
特技はシリトリ。古風な高校生、スミレは、
登校中に父の不倫現場を目撃して後を追い、
商店街の映画館に迷い込む。

「早くしないと、始まってしまうよ!」
「有働くんのこと好きなのね……」
「昨日のおわびに参りました」
「学校をサボって映画を観るのか?」

映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、
両親に頼み込み、映画館でアルバイトを
始めることに。

「きみ、不登校だったのかね?」
「わたし、働きたいと思っているのです!」
「挫折は青春の必須科目と心得なさい」
「早く帰れよ。今夜はレイトショーだから」

レイトショーに忍び込み、
『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、
スクリーンが何者かに破られていた。
犯人探しを命じられたスミレは、
不思議な女性、真理子と共に商店街へ――。

「じゃあ、レッツゴー……」

父の不倫、スミレの悩み、そして映画館の謎。
まるく収まるか、大惨事か?

ようこそ、ゲルマ電氣館へ!

著者略歴
堀川アサコ

1964年、青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞

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posted by yotu at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
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