2012年10月04日

天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語

凄い面白かったー!
建築家が主人公で、しかもちゃんと建築の設計をしていて、その設計された建築がこんなに豊かな物語を産んでくれるとは!!
それで著者は建築学科出身なのかと思ったら、文学部だもんね。

主人公は、子どもの頃からまるで天啓を受けたかのように造家師になることを志し、数奇な人生を送る。
そんな主人公に建築の設計を依頼する、また一癖も二癖もある様な依頼人達。
並の建築家には実現できないようなファンタジーな依頼を実現させて、依頼人の望むものを叶えていく。

建築家でもない著者にこんな小説がよくも描けるものだと驚き、感動して、引きこまれたよ!!

内容
時は明治・大正の御世。孤独な建築家・笠井泉二は、依頼者が望んだ以上の建物を造る不思議な力を持っていた。老子爵夫人には亡き夫と過ごせる部屋を、へんくつな探偵作家には永遠に住める家を。そこに一歩足を踏み入れた者はみな、建物がまとう異様な空気に戸惑いながら酔いしれていく…。日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。

著者略歴
中村弦

1962(昭和37)年東京都大田区生まれ。國學院大學文学部卒業。『天使の歩廊』で第20回日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞、デビュー作となる

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posted by yotu at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
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