2013年02月09日

霧の王

これはドイツの小説だったのか。
もちろん、最後までちゃんと読み切ったんだけど、
何と言うか、読み難いというか、もどかしい物語だった。

聞いてしまえばそれほど秘密にするべきような問題がある話ではないのに、
まるでとても重要な話であるかのように、後までもったいぶって明かさない。
なんだか、映画のハリーポッターのような手法だなあ(小説は読んだことがないので)って思った。

こういうまどろっこしい進行の仕方をするのがこの手の西洋系ファンタジーなら、
あんまり他の本を読む気にならないなあ〜、と思ってしまったのが残念なところ。

内容紹介
無数の部屋がある巨大な屋敷。メイドのサリーは、この屋敷の外の世界を知らなかった。『はてしない物語』〈ネシャン・サーガ〉の流れに連なるドイツファンタジーの逸品。

内容(「BOOK」データベースより)
孤児のサリーはとある館の下働き。館はあまりに大きく、いったい部屋がいくつあるのかわからないほどで、サリーは外の世界をまったく知らない。ある日サリーは、侍従が開く晩餐会の給仕をすることになった。着飾った客、贅を尽くした料理の数々。だが、その晩餐会はなにかがおかしかった。食後のカードゲームの最中、サリーの目の前で次々とプレーヤーが殺される。これは現実、それとも悪夢?地下に棲む奇妙な少年、叡智の龍と霧の王の不思議な物語、サリーに近づく灰色の男…。混乱するサリーに追い打ちをかけるように、奇妙な出来事が周囲で起こり始める。この館には怖ろしい秘密が隠されていたのだ。

著者略歴
ゲルドム,ズザンネ

1958年生まれ。学校卒業後書店員となるための職業訓練を受けたが、本を売るだけでは創作への欲求が満たされず、女優を経て演出の仕事をするようになる。やがて小説を書き始め、処女作は2000年のEllorans Traum(フランセス・G・ヒル名義で発表)。2003年のAnidas Prophezeiungで同年のファンタジー新人賞を受賞


遠山明子
1956年神奈川県生まれ。上智大学大学院でドイツ文学を専攻。ドイツ文学翻訳家

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posted by yotu at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
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