2008年02月10日

コミュニティ・レストラン

iconicon著者/訳者名 世古一穂/編著
出版社名 日本評論社 (ISBN:978-4-535-58445-7)
発行年月 2007年10月
サイズ 181P 19cm
価格 1,785円(税込)

著者の世古さんのセミナーにて先日スタッフバイトしてきたばかりでこの新刊を見かけて気になっていたら、最寄りの図書館の新刊コーナーで発見して即借り。

前半で世古さんが(というかNPO研修・情報センターが)これまでにどういう取り組みをしてきたのかを通じて、コミュニティレストランの概要を非常にわかりやすくまとめてくれている。

これは、以前に同センターが発行していたコミレス報告書よりも数倍わかり易い!

5つの機能
・人材養成機能
・生活支援センター機能
・自立生活支援機能
・コミセン機能
・循環型まちづくり機能

5つの実践
・地産地消を進めます
・健康づくりを応援します
・地域の食卓、地域の居間を目指します
・誰でも安心して利用できます
・循環型社会づくりに取り組みます

と、項目を見るだけでコミレス事業に関係する“可能性”がどれだけ幅広いかよくわかりますね。

目次
第1章 コミュニティ・レストランとは
 (コミュニティ・レストランの目指すもの
  コミュニティ・レストランの五つの機能と役割 ほか)

第2章 支えあい、協働するコミュニティ・レストランネットワーク  (コミュニティ・レストランネットワーク―点を線に、
  線を面にネットワーク運営のイメージ)

第3章 コミュニティ・レストランを始めるには
 (地域の課題の発見、仲間づくり、グループ(NPO)づくり ほか)

第4章 地域に広がるコミュニティ・レストラン
 ◇「地域食堂」(北海道釧路市)―
  「地域食堂」は笑顔がいっぱい 工藤洋文

 ◇いこいの店「野の花」(北海道札幌市)―
  コミュニティ・レストランで地域社会を再構築 伊藤規久子

 ◇「浅めし食道」(青森県青森市)
  まちづくりの活動から生まれ、新たな地域課題が見えてくる場所
  三上公子

 ◇地域の茶の間「てまえみそ」(静岡県浜松市)
  「こだわり・うんちく・てまえみそ」がコミュニティの場を作る
  富田久恵

 ◇コミュニティレストラン「シェフ・シェフ」(和歌山県海南市)
  子育て支援から地域活性化のコミュニティコアへ かもとみゆき

 ◇コミュニティレストラン「PIKO・POKO」
  自分らしい生き方 宮本貴幸

 資料 コミレス・ガイド


この手の事業にありがちなのが「運営費ギリギリしか稼げない」という悲鳴だが、挙げられている事例の多くで人を雇用できるほどの収益を上げているレストランが見受けられる。

また、雇用の為というよりはチャレンジショップ的な意味合いをもっているために、人の集まりやネットワーク作りで成功している例もある。

この本だけで概論を学べ、事例を学べ、それでも気になるのなら自分の足で食べに行けばいい。ガイドにも起業にも使える!

コミュニティ・レストラン−NPOで地域を変える、食を核としたまちづくり
http://www.comiresu.org/

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posted by yotu at 12:12 | Comment(0) | TrackBack(1) | 起業
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