2008年03月29日

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか アウトサイダーの時代

iconiconちくま新書 708
著者/訳者名 城繁幸/著
出版社名 筑摩書房 (ISBN:978-4-480-06414-1)
発行年月 2008年03月
サイズ 237P 18cm
価格 756円(税込)

やっぱり悔いのない生き方をしたいよなあー!

本屋の新刊でふと見かけて何気なく手に取ったら、いつの間にか1時間も読みふけってしまい、その日のうちに「404 Blog Not Found」で紹介されたので、後日すぐに購入に走った。

やっぱ、誰が読んでもすげー本だと思うんだ!

以下の目次にあるように、「昭和的価値観」から抜け出して、新しい自分だけの価値観と仕事がとてもよくマッチングした働き方を実現している、そんな人たちをインタビューしまくっていると同時に著者の考察も鋭く、とても考えさせられる。

目次
はじめに
第1章 キャリア編
昭和的価値観1「若者は、ただ上に従うこと」
--大手流通企業から外資系生保に転職、年収が二〇倍になった彼

昭和的価値観2「実力主義の会社は厳しく、終身雇用は安定しているということ」
--新卒で、外資系投資銀行を選んだ理由

昭和的価値観3「仕事の目的とは、出世であること」
--大新聞社の文化部記者という生き方

昭和的価値観4「IT業界は3Kであるということ」
--企業ではなく、IT業界に就職したという意識を持つ男

昭和的価値観5「就職先は会社の名前で決めること」
--大手広告代理店で、独立の準備をする彼

昭和的価値観6「女性は家庭に入ること」
--女性が留学する理由

昭和的価値観7「言われたことは、何でもやること」
--東大卒エリートが直面した現実

昭和的価値観8「学歴に頼ること」
--会社の規模ではなく、職種を選んで転職を繰り返し好きな道を切り開く

昭和的価値観9「留学なんて意味がないということ」
--大手企業でMBAを取得後、安定を捨てた理由

第2章 独立編
昭和的価値観10「失敗を恐れること」
--大企業からNFLへ

昭和的価値観11「公私混同はしないこと」
--サラリーマンからベストセラー作家になった山田真哉氏

昭和的価値観12「盆暮れ正月以外、お墓参りには行かないこと」
--赤門から仏門へ、東大卒業後、出家した彼の人生

昭和的価値観13「酒は飲んでも呑まれないこと」
--グローバルビジネスマンからバーテンダーへ

昭和的価値観14「フリーターは負け組だということ」
--フリーター雑誌が模索する、新しい生き方

昭和的価値観15「官僚は現状維持にしか興味がないということ」
--国家公務員をやめて、公務員の転職を支援する生き方

昭和的価値観16「新卒以外は採らないこと」
--リクルートが始めた、新卒以外の人間を採用するシステム
コラム(1) 企業に求められる多様化とは

昭和的価値観17「人生の大半を会社で過ごすこと」
--職場にはりついているように見える日本男子の人生

昭和的価値観18「大学生は遊んでいてもいいということ」
--立命館vs昭和的価値観

コラム(2) 二十一世紀の大学システム

昭和的価値観19「最近の若者は元気がないということ」
--日本企業を忌避しだした若者たち

昭和的価値観20「ニートは怠け者だということ」
--「競争から共生へ」あるNPOの挑戦

第3章 新世代編
昭和的価値観21「新聞を読まない人間はバカであるということ」
--情報のイニシアチブは、大衆に移りつつある

昭和的価値観22「左翼は労働者の味方であるということ」
--二一世紀の労働運動の目指すべき道とは)

コラム(3) 格差のなくし方
あとがき


少し前から参加するようになった仲間たちのことを想起させる。
彼らはとてもスピード感があり、常に自分たちを向上させようと成長を怠らず、自分を更新し続けている。ちょっと疑問を投げかけるとすぐに議論に発展するが、その内容がとても発展的というか建設的というか、凄く充実していて勉強になる。年下もとても多いのだけど、社会をよくするんだって本気で走り続けていて、自分が置いていかれないように向上心を持ち続けていかないといけないなっていう気になるんだけど、今はそういう状況がとても心地いいのです★

以前勤めたNPOでさえも、組織として閉塞感が漂い始めると視線が外に向かず、守りの姿勢に入ってしまう。誰の為にどんな活動をしなければならないのか、その為に自分たちをどのように向上させ続けなければならないのか、見失ってしまうと考えが行き渡らなくなってしまうのが悲しい。

この本のインタビューゲストたちのように、新しい仲間たちのように、もっと貪欲に、わがままに、生きていきたいと本気で思っている。もう後戻りはしたくない。もっと前に進んでいきたい!!

Joe’s Labo
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090

本の内容
すでに平成二〇年。いまだに、多くの会社で、昭和の時代から続く風習や決まりごと、働き方が支配している。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』でその状況を描いた著者が、辞めた後の、いわば「平成的な生き方」とは何なのかを指南する。“完全実力主義の企業で数千万円稼ぐ若者”“建築現場から人事部長に転身した若者”など、アウトサイダーたちの挑戦と本音が語られる。自分がいかに昭和的価値観にとらわれているか、そして、時代が本当に変わりつつあることを実感できる。

著者情報
城 繁幸(ジョウ シゲユキ)
1973年山口県生まれ。東大法学部卒業後、富士通入社。人事部門にて、新人事制度導入直後からその運営に携わる。同社退社後に『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』(光文社2004年)、『日本型「成果主義」の可能性』(東洋経済新報社2005年)を著し、高い評価を得る。2006年『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書)で、若者が職場で感じる閉塞感の原因を探り、大ベストセラーとなる。仕事、雇用問題において、新鮮な視点でメディアに発信し続けている。人事のコンサルティング「Joe’s Labo」代表

posted by yotu at 21:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | 生き方暮らし方
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Tracked: 2008-05-03 20:30