2015年06月01日

スピリット・マイグレーション

アルファポリスのWEBコミックで読んでいて面白くなったので原作を読もうと思ったら、「小説家になろう」のWEB掲載は書籍化された分の文章は下げられて、ダイジェスト版になってしまったのでどうしようかと迷ってたら、地元の図書館に書籍があったのですぐに借りた!!

後半の展開が面白かった!
著者の別作品の主人公たちがこの作品の世界に渡ってやってきて、この作品の主人公を助けるんだよね。
だから、同著者の他の作品も読みたくなってしまってどうしようかと探していたら、やはり図書館にあったんだけど、何故か「ワールド・カスタマイズ・クリエーター」の2巻だけが抜けているー!他の巻は揃っているのに!困ったぞ〜

内容
記憶を失って異世界の迷宮を漂っていた、何者かの精神。人間以外の生き物に憑依して行動できる事に気付いた“彼”は、好奇心の赴くまま、未知なる外の世界へと足を踏み出していく。若き女剣士や美少女令嬢、天然美女傭兵を巻き込んで、憑依系主人公による異世界大冒険が始まる!ヘロー天気の新シリーズ!

著者略歴
ヘロー天気

Webで小説を公開。2012年「ワールド・カスタマイズ・クリエーター」で出版デビュー

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2015年05月19日

転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)

長編、本編読了!
まだ番外編が残ってるけど、隙間時間をやり繰りしてやっと、や〜っと読み終わった!
また長かった!
だけど、面白かったー!

主人公は、通り魔に刺されて死んだのが切っ掛けでファンタジー世界に転生してしまうんだけど、気がついたら手足もなく目も耳もない、柔らかい球体のスライムになっていた。
転生時に魂に刻まれたユニークスキル、大賢者と喰らう者、によって少しずつ新しい世界を理解し、暴風竜ヴェルドラと出会う事で大きな力を手に入れ、自らも努力を欠かさないことで成長し、世界に出ていく出会いと成長の物語りだった。

しっかし、よくもこれほどまでに色々な細かい設定を考え着くよなあ〜と感心するほどの細かいプロットに引き込まれた!

無職転生がSランク作品とするならば、この転生したらスライムだった件はA〜A+ランク作品と言えるだろう。
やはり、ランキングTOP10に並び続ける作品は伊達じゃない奥深さを秘めてるわ!

これも書籍版から読み始めたんだけど、書籍は随分と修正書き足しをしているようで、web原作に移った直後は前後する話の流れにちょっと困惑した。
時間が有れば、書籍で読んじゃった前半部分ももう一度原作で読んでみたいものだ。

そして、この3月から雑誌でコミカライズされたのも嬉しい!
単行本になるのはもっと先になるだろうが今から楽しみだ!

内容紹介
何という事もない人生を送っていた三上悟は、通り魔に刺され37年の人生に幕を閉じた…はずだった。
ふと気がつくと、目も見えなければ、耳も聞こえない…。
そんな状況の中、自分があの“スライム”に転生してしまった事に気づく。
最弱と名高いモンスターである事に不満を感じつつも、お気楽スライムライフを満喫する三上悟だったが、
天災級のモンスター“暴風竜ヴェルドラ”と出会ったことで運命は大きく動き出す―。

ヴェルドラに“リムル”と名付けてもらい、スライムとして新たな異世界生活をスタートさせた矢先、
ゴブリンと牙狼族との争いに巻き込まれ、いつしかモンスターたちの主として君臨することに…。

相手の能力を奪う『捕食者』と世界の理を知る『大賢者』、
二つのユニークスキルを武器に最強のスライム伝説が今始まる!

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2015年04月17日

用務員さんは勇者じゃありませんので 1 (MFブックス)

「小説家になろう」のランキングではなく、「小説を読もう」のランキングに上がっていたので気になって読んでみた作品。
これもとても面白かった!!
タイトルからもっとコミカルな内容かと思っていたら、結構“真剣”な中身で、お陰でどっぷりとハマることが出来た。
まだ続いている作品なので、WEB版の更新が待ち遠しい!!

内容紹介
その日、市立桜ケ丘高等学校の教師と生徒、用務員、計七十九名は異世界に召喚された。
異世界へ誘われるさなか、かつて地球の神であった存在により、七十九名は加護を与えられる。
彼の地で生きていくうえで必要な適応能力、言語、そして後に己の能力となる光り輝く剣。
そして、次々と転移していく七十九名の異世界生活が始まる……はずであった。
用務員、支部蔵人。彼だけが違っていた。
神より与えられた剣を一年の男子に取られ、周りの嘲笑のなか呆然としていたのである。
このままでは野垂れ死ぬ。一人転移に抵抗し、蔵人は神に願う。
――失った力を取り戻してくれ。それがだめなら奴等とは別の地に……。
その願い叶い、蔵人は一人だけ異なる地より冒険の幕を開けるのであった。

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2015年04月10日

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1 (MFブックス)

読了!感無量である!幸せ(≧∇≦)
http://ncode.syosetu.com/n9669bk/
やっと全て読み終わった。
書籍に換算して23冊というところかな。
一ヶ月前後もかかってしまった。

ああ、楽しかった〜O(≧∇≦)o
どっぷりと異世界の冒険の旅に浸ることが出来た。
始めの設定、中年ニートが転生する、というスタートからは想像も着かないような、大長編、王道ファンタジーだった。

ああ、これ絶対アニメ化してほしい!
まおゆうの様な中途半端なアニメ化は辞めて欲しい。

そう、この作品は俺にとって、まおゆうや、西尾維新作品に並ぶような大傑作として、俺の中で殿堂入りした!

何度も泣いたし、何度も笑った!
ほんとに感動した!

記憶を消してもう一度読みたいくらいだよ!
ああ、ほんとに良かった〜。
だから、読み終わって、寂しい。。。

商品の説明
34歳無職童貞のニートは無一文で家を追い出され、自分の人生が完全に詰んでいたと気付く。己を後悔していた矢先、彼はトラックに轢かれ呆気なく死んでしまう。ついで目を覚ました場所は―なんと剣と魔法の異世界だった!!ルーデウスと名付けられた赤ん坊として生まれ変わった彼は、「今度こそ本気で生きて行くんだ…!」と後悔しない人生を送ると決意する。前世の知能を活かしたルーデウスは瞬く間に魔術の才能を開花させ、小さな女の子の家庭教師をつけてもらうことに。さらにはエメラルドグリーンの髪を持つ美しいクォーターエルフとの出会い。彼の新たな人生が動き始める。―憧れの人生やり直し型転生ファンタジー、ここに始動!



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2014年10月27日

すべてがFになる

ドラマ化にあたって以前から勧められていた森博嗣さんのこの本を読んでみた。面白かった!
一つ違和感を感じたのが、作中で携帯電話が登場しなかったことだったんだけど、よく見たらこの本は1996年の本で、携帯電話がまだ一般的ではなかったんだ!
それにしても、ネットの使い方は今に通じるほど高度だし、なるほど、少しアレンジすればドラマ化が出来そうだ。
そしてドラマを見ていると、序盤の冷凍実験室でも事件が起きている。これはこの原作にはなかったことだね。確かにこれくらいオリジナルエピソードを挿入しないと、2時間ドラマで終わってしまう程度のボリュームだった。
(注:「冷たい密室と博士たち」は二作目として本になっていたエピソードだったんだね)

続きのシリーズが読みたい!

内容紹介
密室殺人の謎に挑む本格ロジック・ミステリ孤島のハイテク研究所で少女時代から隔離された人生を送る女性天才工学博士。両手両足を切断されウェディングドレスを纏った死体が彼女の部屋から発見されるが。

内容(「BOOK」データベースより)
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

内容(「MARC」データベースより)
14才で両親殺害の罪に問われ、孤島の研究施設に閉じ込もった天才工学博士、真賀田四季。教え子と共に島を訪れた助教授の犀川は、交信を断っていた博士の部屋から女の死体を発見する。

著者について
1957年愛知県生まれ。現在、某国立大学の工学部助教授。’96年、『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、年に3〜4冊のペースで傑作を刊行し、あっという間に人気作家になる。

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2014年01月31日

邪眼は月輪に飛ぶ

今日の昼休みに読んで、あまりに面白くって昼寝を忘れて読んでしまったのが
『邪眼は月輪に飛ぶ』という漫画全1巻。
面白かったー!興奮したー!ドキドキした!

あらすじ

むかしむかし……。
座礁した米空母が東京に持ち込んだフクロウ、“ミネルヴァ”。その眼で見られたものは、たとえモニター越しであっても死ぬ。死の街と化した東京に“ミネルヴァ”殲滅の命を受けた米軍特殊部隊が派遣される。その中には老マタギ・杣口鵜平とその娘で巫女の、輪の姿があった。鵜平はかつて“ミネルヴァ”を仕留めたただ一人の男であった……。

ちょっとわかりにくいかもしれないけど、「見る」だけで生物を殺してしまう邪眼を持ったフクロウと、それを狩ろうとするマタギの話を中心に、米軍の特殊部隊が絡んできて激しい戦闘になるわけなのだが、全1巻という短さの中に充分な物語展開ですっごく興奮したexclamation×2

内容紹介
東京湾で座礁した米軍の空母から、一羽の鳥が逃げた。そのことで多くの兵士が死ぬ。
さらに東京の街中にやって来たその鳥は、空前の死者を出す。

その鳥とは、その眼で見られた者はすべて死んでしまうという一羽の恐ろしいフクロウだった。
かつて猟師仲間とともに、そのフクロウを一度は撃ち落とした鵜平は、米軍の要請を受けて、再び銃を取る――。

スピリッツ誌上で好評を博した集中連載が、カラーページ完全再録で単行本化!

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2013年04月20日

あるゾンビ少女の災難

ほんとにもっとライトノベルのような、
萌とコメディな内容なのかと思っていたら、
ガンガン人を殺していくガッツりとしたバイオレンスな内容で、ちょっと引きました。。。
けれど、読ませる文体なんだよねえ!
続きとして「あるゾンビ少女の入学」というのがあって、
そちらは暴力シーンが少ないらしいのでむしろ読んでみたいと思います。

内容紹介
6人の学生たちV.S.天然ボケのゾンビ少女ユーフロジーヌ。陸の孤島と化した大学キャンパスを舞台に、前代未聞の殺戮のゲームが幕を開ける。殺さなければ、出られない――生き残るのは、果たしてどちらだ?

内容
夏休み。ありがちな都市伝説を真に受けた6人の大学生たちは、大学の地下資料室に眠っていたイタリア生まれのゾンビ少女ユーフロジーヌから“秘石”を奪ったうえ、100年ぶりに目覚めさせてしまう。もともと天然ボケなうえに、未だ寝ぼけ眼の彼女に、ただひとりの味方であるメイドのアルマは“秘石”を一刻も早く取り戻さないと躰が崩壊してしまうことを容赦なく告げる。やむを得ず学生たちを殺し始めるユーフロジーヌだが、100年の時の流れは人類文明を劇的に発展させていた。いま、彼女の正体を見抜き、新たな武器をも手にした学生たちによる決死の、そして残酷な反撃が始まる―。誰も見たことのない殺戮ゲームの果て。生き延びるのは学生たちか、ユーフロジーヌか。

著者略歴
池端亮

1976年生まれ。静岡県出身、横浜在住。2001年、角川スニーカー文庫『みんなの償金稼ぎ』でデビュー

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2013年03月10日

おおかみこどもの雨と雪

なるほど、大変面白く視聴しました!
物語の進行の緩急がとてもうまくて最後まで飽きずにグイグイ見ることが出来ました。
評判が良いだけありました!

登録情報
出演: 宮崎あおい, 大沢たかお, 菅原文太
監督: 細田守
形式: Color, Dolby, Widescreen
字幕: 日本語
リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
画面サイズ: 1.78:1
ディスク枚数: 2
販売元: バップ
DVD発売日: 2013/02/20
時間: 115 分

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2013年02月09日

霧の王

これはドイツの小説だったのか。
もちろん、最後までちゃんと読み切ったんだけど、
何と言うか、読み難いというか、もどかしい物語だった。

聞いてしまえばそれほど秘密にするべきような問題がある話ではないのに、
まるでとても重要な話であるかのように、後までもったいぶって明かさない。
なんだか、映画のハリーポッターのような手法だなあ(小説は読んだことがないので)って思った。

こういうまどろっこしい進行の仕方をするのがこの手の西洋系ファンタジーなら、
あんまり他の本を読む気にならないなあ〜、と思ってしまったのが残念なところ。

内容紹介
無数の部屋がある巨大な屋敷。メイドのサリーは、この屋敷の外の世界を知らなかった。『はてしない物語』〈ネシャン・サーガ〉の流れに連なるドイツファンタジーの逸品。

内容(「BOOK」データベースより)
孤児のサリーはとある館の下働き。館はあまりに大きく、いったい部屋がいくつあるのかわからないほどで、サリーは外の世界をまったく知らない。ある日サリーは、侍従が開く晩餐会の給仕をすることになった。着飾った客、贅を尽くした料理の数々。だが、その晩餐会はなにかがおかしかった。食後のカードゲームの最中、サリーの目の前で次々とプレーヤーが殺される。これは現実、それとも悪夢?地下に棲む奇妙な少年、叡智の龍と霧の王の不思議な物語、サリーに近づく灰色の男…。混乱するサリーに追い打ちをかけるように、奇妙な出来事が周囲で起こり始める。この館には怖ろしい秘密が隠されていたのだ。

著者略歴
ゲルドム,ズザンネ

1958年生まれ。学校卒業後書店員となるための職業訓練を受けたが、本を売るだけでは創作への欲求が満たされず、女優を経て演出の仕事をするようになる。やがて小説を書き始め、処女作は2000年のEllorans Traum(フランセス・G・ヒル名義で発表)。2003年のAnidas Prophezeiungで同年のファンタジー新人賞を受賞


遠山明子
1956年神奈川県生まれ。上智大学大学院でドイツ文学を専攻。ドイツ文学翻訳家

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2012年10月21日

夢のカルテ

「ジェノサイド」が面白かったので同著者の本を読んでみたかった。

他人の夢の中に入って深層心理を読む能力がある主人公の話。
なんだけど、文体そのものがなんだかフワフワとした、夢の中をさまようような所在なげな雰囲気があって、面白かった。

本自体はページ数も少なくて、1日でなんとか読みきれる。
面白い本だった。

内容
銃撃事件に遭遇した麻生刑事は、夜毎の悪夢に苦しめられていた。心理療法を受けようと決意した彼は、来生夢衣という不思議な雰囲気をたたえた女性カウンセラーと出会う。やがて麻生は、夢衣に特殊な力があることを知る。彼女は、他人の夢の中に入ることができたのだ―。夢の力を信じた二人の愛の物語。

著者略歴
高野和明

1964年東京都生まれ。84年より岡本喜八氏の門下に入り、映画、TV、Vシネマの撮影現場で働く。89年渡米し、ロサンゼルス・シティカレッジで映画演出、撮影、編集を学ぶ。91年に同校中退後、映画・テレビなどの脚本家となる。01年に『13階段』で第47回江戸川乱歩賞を受賞

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2012年10月04日

天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語

凄い面白かったー!
建築家が主人公で、しかもちゃんと建築の設計をしていて、その設計された建築がこんなに豊かな物語を産んでくれるとは!!
それで著者は建築学科出身なのかと思ったら、文学部だもんね。

主人公は、子どもの頃からまるで天啓を受けたかのように造家師になることを志し、数奇な人生を送る。
そんな主人公に建築の設計を依頼する、また一癖も二癖もある様な依頼人達。
並の建築家には実現できないようなファンタジーな依頼を実現させて、依頼人の望むものを叶えていく。

建築家でもない著者にこんな小説がよくも描けるものだと驚き、感動して、引きこまれたよ!!

内容
時は明治・大正の御世。孤独な建築家・笠井泉二は、依頼者が望んだ以上の建物を造る不思議な力を持っていた。老子爵夫人には亡き夫と過ごせる部屋を、へんくつな探偵作家には永遠に住める家を。そこに一歩足を踏み入れた者はみな、建物がまとう異様な空気に戸惑いながら酔いしれていく…。日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。

著者略歴
中村弦

1962(昭和37)年東京都大田区生まれ。國學院大學文学部卒業。『天使の歩廊』で第20回日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞、デビュー作となる

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2012年09月25日

石ノ目


最寄りの図書館にずっとあって、とっくに読んでいるつもりになっていたのだが、読んでみたら全くの初めてだったという驚き!
けど、著者が大学生の時に書いたとは凄いな!こんなに面白い物語を4篇も!!

ちょっと物悲しくて、でもじ〜ンとする、不思議なお話でした。

内容
ある夏休みに私は、友人とあの山に登ることにした。私が幼い頃、あの山に一人入って消息を絶った母親の遺体を探すためだ。山には古い言い伝えがあった。曰く「石ノ目様にあったら、目を見てはいけない。見ると石になってしまう」と。そして、私たちは遭難した…。斬新な文体で新しいホラー界を切り開く乙一の短編集。書き下ろしを含め四編、ここに登場。

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2012年09月04日

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(下) (文庫ダ・ヴィンチ)

あああ、一年がかりでやっと読むことができた「下巻」
原作(アニメ)とは少しだけ進行が違っているけど、上巻に引き続き、各キャラクターたちの心情がよく分かる内容となっており、また違う角度で楽しめる内容だった。

そういえば、漫画版も前半は小説と同じような流れ(アニメとはちょっと違う?)だったような?
さあ、後は漫画版を楽しんで、映画を楽しんだら締めだな!

内容紹介
いつだって、いつまでだって、なかよしなんだ――。とつぜん帰ってきた少女「めんま」の願いをかなえるため、かつて幼なじみだった高校生たちは再び集まる。しかし一人ひとりの胸には、痛みがしまい込まれていて……。大反響を呼んだアニメの、脚本家みずからによる小説版がいよいよ完結。小説だけのオリジナル・エピソードを満載!

著者略歴
岡田麿里

脚本家。『true tears』、「黒執事」シリーズ、『とらドラ!』、『CANAAN』、『おとめ妖怪 ざくろ』、『放浪息子』、『花咲くいろは』、『LUPIN the Third 峰不二子という女』などのアニメ作品でシリーズ構成を担当。アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の脚本を手がける

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2012年08月24日

幻想電氣館

とても面白くて一気に読んでしまいました!

前回の「幻想郵便局」とはほんのちょっとだけ絡んでいるだけで、基本的には別の物語として描かれています。
主人公スミレの語りで展開するんだけど、ちょっとボケているようで生真面目なスミレは、周りの人たちのことを結構冷静な目で見ていて、心の中で突っ込みます。ツッコミ役だったんだですね。

この語り口が「人類は衰退しました」の主人公のようで、アニメ化するのならまさに適役だと思いました。

内容説明
特技はシリトリ。古風な高校生、スミレは、
登校中に父の不倫現場を目撃して後を追い、
商店街の映画館に迷い込む。

「早くしないと、始まってしまうよ!」
「有働くんのこと好きなのね……」
「昨日のおわびに参りました」
「学校をサボって映画を観るのか?」

映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、
両親に頼み込み、映画館でアルバイトを
始めることに。

「きみ、不登校だったのかね?」
「わたし、働きたいと思っているのです!」
「挫折は青春の必須科目と心得なさい」
「早く帰れよ。今夜はレイトショーだから」

レイトショーに忍び込み、
『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、
スクリーンが何者かに破られていた。
犯人探しを命じられたスミレは、
不思議な女性、真理子と共に商店街へ――。

「じゃあ、レッツゴー……」

父の不倫、スミレの悩み、そして映画館の謎。
まるく収まるか、大惨事か?

ようこそ、ゲルマ電氣館へ!

著者略歴
堀川アサコ

1964年、青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞

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2012年07月18日

「また、必ず会おう」と誰もが言った。

本を開いてみると、文字も大きいし文字間も広いので、通勤の往復+昼休み、で読み終えてしまいました。

主人公は高校2年生。だから、本当に若者向けの本のように思う。
だからといって中年が読んでつまらないわけではないけど、
この本を読むには「素直さ」が要求されると思う。

だから、私はこの本は若者に勧めたい。
短くて、サクッと読めて、これからの夏休みに最適!

だけど、私自身が感動するには、「福に憑かれた男」だっけ?
社会人が主人公の物語で、もう少し長い本がいいかな。

内容紹介
主人公・秋月和也は熊本県内の高校に通う17歳。 ひょんなことからついてしまった小さなウソが原因で、単身、ディズニーランドへと行く羽目になる。 ところが、不運が重なったことから最終便の飛行機に乗り遅れてしまう和也。 所持金は3400円。 「どうやって熊本まで帰ればいいんだ……」。 途方に暮れる彼に「おい! 若者」と声をかけたのは、空港内の土産物売場で働く1人のおばさんだった――。 人生を考え始めた高校生に大人たちが語りかける、あたりまえだけどキラリと光った珠玉の言葉。 誰の人生にも起こりうる出来事から物語をつむぐ名手、ベストセラー作家の喜多川泰がお届けする感動の物語。 “この物語では、一人の若者が旅を通じていわゆる普通の人たちと出会い、その人たちの日常に触れながら、自分の日常を見直す機会を得ます。その中で彼は同時に「生きる力」についても学んでいきます。 思えば僕たちの人生も同じです。 予定通りに行かないことの連続。その中で起こる愛すべき人たちとの出会い、そして別れ。その繰り返しの中での気づき。 この本によって、積極的に人との出会いを求めて行動し、そして、生まれながら備わっている「生きる力」を磨こうとする人がひとりでも増えるきっかけになれば、著者としてこれ以上嬉しいことはありません。”(「あとがき」より)

出版社からのコメント
この小説は、1人の少年が出会いを通して成長していく旅物語です。不思議なご縁から原稿を手にした瞬間、私は直感的に「運命の出会いだ!」と感じました。それは、物語のディテールが、私自身の抱えているリアルな日常とあまりにもシンクロしていたから。この物語には、特別なヒーローなど登場しませんし、目を覆うような事件も起こりません。主人公と絡んでいく大人たちは、どこにでもいるような人間ばかりです。ところが、あたりまえの大人たちが語りかける言葉の1つひとつが、妙に輝いて見えるから不思議です。そこが、人気作家・喜多川泰さんの持ち味なのでしょう。とにかく、まずは大人たちに読んでいただきたい。そして、身近にいる中学生や高校生の子供たちに手渡してほしい。この本に関わった1人として、切に願っています。

著者について
きたがわ・やすし
1970年、東京都生まれ。愛媛県西条市に育つ。東京学芸大学卒。98年、横浜市に学習塾『聡明舎』を創立。まったく新しい塾の在り方を追求しつづけている。2005年には作家としての活動を開始。その独特の世界観は多くの人に愛されている。作品に『賢者の書』『君と会えたから…』『手紙屋』『手紙屋~蛍雪篇』『上京物語』(ディスカヴァー・トゥエンティティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)がある。

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2012年07月16日

まおゆう魔王勇者 5あの丘の向こうに 特装版

ついに読み終わってしまったー!
寂しい!

でもとても面白かったよ!
戦争は、きちんと落とし所を見つけて、収束した。
大魔王は、倒された。
魔王と勇者は、二人で説得した。
精霊は、理解し合えた。

でも、勇者は童貞のまま、魔王との関係は?これでいいのか?女騎士とは?
正直、このエンディングはなんとも未消化な感じ。
でもまあ、コレでよかったのかな、とも思う。
だけど、もっと、もっと、浸っていたい物語だった!

内容紹介
希望か?絶望か?――ついに最終決戦へ

魔王と勇者が手を取り合った新世紀の冒険譚、ついに完結!!
それぞれが見た「丘の向こう」とは!?

◆『まおゆう魔王勇者 エピソード1 楡の国の女魔法使い』に
付属のドラマCD第1巻の続きが付いた特装版が早くも登場!
 <第2次極光島奪還作戦>の名シーンがドラマCDでよみがえる!!

<キャスト>
魔王:小清水亜美
勇者:福山 潤

メイド長:斎藤千和
メイド姉:戸松 遥
メイド妹:東山奈央
女騎士:沢城みゆき
冬寂王:平川大輔
執事:銀河万丈
白夜王:東地宏樹
司令官/片目司令官:大塚芳忠
東の砦将:三宅健太
副官:羽多野渉
夢魔鶫:白石冬美
南氷将軍:白熊寛嗣
士官:戸北宗寛
王国軍中佐:徳本英一郎
伝令:藤吉浩二
遠征軍士官A:田中雅之
遠征軍士官B:株田裕介
遠征軍士官C:藤沼建人
羽妖精A:内田真礼
羽妖精B:水原 薫
将官:安元洋貴
遠征軍士官D:上田燿司
魔族奴隷:永田依子
司教:麦人
軍閥貴族:土師孝也
富裕貴族:塩屋浩三

語り部:永井一郎

著者略歴
橙乃/ままれ

『まおゆう魔王勇者』が書籍化されてデビュー

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2012年07月07日

まおゆう魔王勇者 4この手でできること

いやー!面白かった!
めっちゃひさしぶりの「まおゆう」!
手に届くまで待たせ過ぎだよ!!

んで、もう、この本を読んでいると通勤時間があっという間に過ぎてしまって、全てがあっという間に通過してしまう感じ。

久しぶり過ぎて話の内容に追いつけるか不安だったんだけど、全くの心配無用だった。
避けられない戦争に、魔王と勇者はどう動くのか?
でもそうか、血は流れてしまうんだね。

このまま続いて最終5巻を読みたいところなんだけれど、またしばらくは待たされそう…。

内容紹介
開門都市陥落!?
疾風怒濤の第4巻

「まおゆう魔王勇者」の4巻がいよいよ登場。
人間の魔界遠征軍は、魔族と人間の共存の象徴である『開門都市』へと侵攻します。
キャラクターたちの想いと希望が交錯し、大きな流れとなって行きます。
今回は付録としてライトノベル作家、三田誠氏による解説を収録!
気鋭の作家の視点でみた「まおゆう」が作り上げたものとは?
お見逃しなく。

内容
人間の魔界遠征軍が”開門都市”へ侵攻。人間と魔族の希望の火は消えるのか。

著者略歴
橙乃/ままれ

ライトノベル作家。『まおゆう魔王勇者』が書籍化されてデビュー

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2012年07月04日

神様からひと言

この本もタイトルから、神様召喚モノのファンタジーかと思ったら、「お客様は神様です」の神様だった。

主人公は、広告代理店を首になり、食品会社に転職してきた会社員。
販売促進の為のスペシャリストとして入社したはずなのに、思いつきで新しい物事を始める副社長の思いつきで募集されたに過ぎなかったので、企画のプレゼンで失敗し、「お客様相談室」という左遷部署に飛ばされる。
そこでクレーム処理に当たるようになった主人公は、個性的な同じ部署の先輩に教わりながら、いろんな経験を積んでいく。

序盤はともかく、この新部署での面々と繰り広げる出来事が痛快で、中盤以降はもうニヤニヤしながら読み続けた感じ。
途中で泣きそうになるシーンもあるんだけど、何度も笑わせてくれて、一気に読みたくなる作品でした。

著者の本ってやっぱり空気感がどれも似ているんだけど、ほんとにグイグイ読ませてくれる、すっごく面白いです。
2時間ドラマにして欲しい作品でした!

内容
大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。

内容
会社に「人質」取られてますか? 佐倉凉平、9月12日付けで総務部お客様相談室へ異動。不本意な異動、でも辞められない。痛快、切なさを描いた、会社員物語。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴
荻原/浩

1956年生まれ。’97年「オロロ畑でつかまえて」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。軽妙洒脱、上質なユーモアに富む文章に定評がある、現在最も注目されている作家

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2012年06月27日

あの日にドライブ

はじめこの本は、車に乗ったままタイムスリップするようなSFだとばかり思っていたら、何時まで経っても主人公の愚痴っぽい妄想が続くので、あれ?と思っていたら
徐々に主人公の妄想にも現実が見えるようになってきて、同時に現実も運が向くようになってきて、やがてラストに向かっていく。

それにしても、萩原小説の「お父さん」はいつもこういう、妻や子どもから爪弾きにされているよね。
なんだけど、初めからグイグイと読ませてくれる本なんだよなあ〜。そこが不思議。

人生にやり直しがきくのだろうか?
タクシー運転手という仕事がどのような仕事で、どうやれば稼げるのか?ってところまでちょっとわかってきたのもこの本の収穫です。

出版社 / 著者からの内容紹介
元エリート銀行員だった牧村伸郎は、上司へのたった一言でキャリアを閉ざされ、自ら退社した。いまはタクシー運転手。公認会計士試験を受けるまでの腰掛のつもりだったが、乗車業務に疲れて帰ってくる毎日では参考書にも埃がたまるばかり。営業ノルマに追いかけられ、気づけば娘や息子と会話が成立しなくなっている。
ある日、たまたま客を降ろしたのが学生時代に住んでいたアパートの近くだった。あの時違う選択をしていたら…。
過去を辿りなおした牧村が見たものとは? 『明日の記憶』著者の最新長編! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容
牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。あるきっかけで銀行を辞めてしまった伸郎は、仕方なくタクシー運転手になるが、営業成績は上がらず、希望する転職もままならない。そんな折り、偶然、青春を過ごした街を通りかかる。もう一度、人生をやり直すことができたら。伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが…。

内容
人生、今からでも車線変更は可能だろうか。元銀行員のタクシー運転手は、自分が選ばなかった道を見てやろうと決心した…。『小説宝石』連載を再構成、大幅に加筆・訂正して単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴
荻原/浩

1956年埼玉県生まれ。’97年「オロロ畑でつかまえて」で小説すばる新人賞を受賞。2005年には『明日の記憶』で山本周五郎賞を受賞した

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posted by yotu at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2012年04月27日

光媒の花

6つのオムニバスなんだけど、それぞれの物語が少しずつ前後の物語とつながっていて、世界観が広がっていく。

どのお話も、ほんと、どこにでも居る人間たちの、どこにでもあるような日常の暮らしの中で、抱える過去の話だったり、嘘だったり、葛藤だったり。
自分の身に迫るような話もあったり、気持ちの悪い話もあり、もどかしくなる話もあり、引きこまれて一気に読んでしまいました。

商品の説明
第23回(2010年) 山本周五郎賞受賞

内容紹介
印章店を細々と営み、認知症の母と二人、静かな生活を送る中年男性。ようやく介護にも慣れたある日、幼い子供のように無邪気に絵を描いて遊んでいた母が、「決して知るはずのないもの」を描いていることに気付く……。三十年前、父が自殺したあの日、母は何を見たのだろうか?(隠れ鬼)/共働きの両親が帰ってくるまでの間、内緒で河原に出かけ、虫捕りをするのが楽しみの小学生の兄妹は、ある恐怖からホームレス殺害に手を染めてしまう。(虫送り)/20年前、淡い思いを通い合わせた同級生の少女は、悲しい嘘をつき続けていた。彼女を覆う非情な現実、救えなかった無力な自分に絶望し、「世界を閉じ込めて」生きるホームレスの男。(冬の蝶)など、6章からなる群像劇。大切な何かを必死に守るためにつく悲しい嘘、絶望の果てに見える光を優しく描き出す、感動作。

内容
もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。

著者について
道尾 秀介(ミチオ シュウスケ)

1975年生まれ。2004年、『背の眼』で題5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。2007年『シャドウ』で本格ミステリ大賞受賞。2009年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞受賞。2010年『龍神の雨』で大藪春彦賞受賞・『カラスの親指』、『鬼の足音』、『球体の蛇』は直木賞候補に。また、「このミステリーがすごい!2009年版」で作家別投票一位を獲得、『向日葵の咲かない夏』がオリコンによる「2009年最も売れた文庫本」となるなど、各所で絶賛、注目度No.1の作家である。

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