2003年05月05日

海辺のカフカ 下

dfc2d0a8.jpg村上春樹 新潮社 1600円

久しぶりに読み応えのある本、グイグイ引きこまれる本、続きが気になってしょうがない本を読むことが出来ました。丁度この連休の二日間で読破しました。
主人公の少年は、15歳にしては大人びた少年。そして、血縁の呪いを背負っていた。東京から高松に家出をしてきたときから既に不思議の世界に迷い込んでいた。
そしてもう一人の主人公・ナカタさん。彼は子どもの頃に既に別の世界に巻き込まれていた。
この二人ともの日常、展開、思い、どれも魅力的で好奇心を誘う。何が起きようとしているのか、どう動いていくのか、
そしてラストは、とても世の中とは離れたところで、静かに収束を迎える。少年は呪いを解いて、静かに日常へと戻っていく。

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2002年12月07日

海辺のカフカ 上

dfc2d0a8.jpg新潮社・村上春樹・1600円

はじめは少年の家出冒険モノかと思っていたが、結構深かった。
読み始めはあまりうまく飲み込めず、入り込めなかったのだが、話が戦時中の事件の話しに入ってからその不思議さに引っ張られた。
そうこう読むうちに、この15歳の少年に親近感を持つようになる。体を鍛えていること。図書館で本を読むのが好きなこと。この二つの共通点から。そしてこの上巻では、3つのストーリーが一つに繋がる。そして予測の出来ない展開を残して下巻に向かう。

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2002年09月04日

dfc2d0a8.jpgスピリッツ連載の漫画。主人公がバレリーナを目指すって奴。いや、不遇からとてつもない才能を発揮させるというシンデレラストーリー。きっと、昔の漫画に良くあった形式かもしれない。けど、書かずには居られないほどドキドキした。

「それがあなたを殺す者でない限り、全ての者はあなたを強くする」
そうだ。
最近、仕事にシェイプアップという付加価値を付けることで順調に楽しんでいる。そのせいか、また少し気が強くなってきている。あんな、自分を縛り付けるもの(者)のそばに我慢して居続ける必要など、あるわけがなかったのだ!きっと僕らが日常的に悩み続けていることなどとは遥かに違う、もっと高い位置に居る人たちというのは確実に存在して、偉業を残そうとしている。
「天を相手にして生きよ」
少し前に読んだ本にあった言葉だ。そうなりたいと思った。

少し前に熊川哲也がTVで特集されたときに、「バレエって面白そう」と思った。単純にあの彫刻のような肉体に憧れただけかもしれないけど、体を動かして何かを表現することに憧れた。武術もそうだけど、人に見せる(魅せる)ということを前に持ってくると、少し違ってしまう気がする。

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2002年06月28日

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

 滝本竜彦・角川書店・1500円

少し前に読んだ「NHKにようこそ」の同著者、第一作目。
ごく普通に平凡な生活を送っていた主人公の高校2年生。あるとき突然に、チェーンソウをもった黒いコートの男と戦う美少女と遭遇し、そのお手伝いを買って出る。平凡な日常から脱出するために。
著者は大学中退の引きこもりらしい。無職でいることの言い訳のつもりで創作活動を始めたのがこの作品。

初めに読んだ「NHK・・・」のほうが、軽やかに展開される文体で読みやすかった。少し苦しく読んだが、後半はわかりやすい青春もので、展開に期待が持てて読みやすかった。


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2002年06月18日

NHKにようこそ

 滝本竜彦・角川書店・1700円

いやあ、一晩で一気に読んでしまった。こりゃまた昼夜逆転になるに違いない。
この話は、大学を中退するまでになった引きこもりの主人公が、自分がこうなったのはN日本・H引きこもり・K協会の陰謀であると妄想し始めたところから始まる。
けれど文体が、バトルロワイヤルのようにロックンロールな軽やかさと勢いを持って展開されており、一気に読ませるものだった。
そしてこの著者が、嘘か本当か大学中退の引きこもりだと言う。年齢23歳。この本で2冊目。
本が2冊単行本化されると、どれくらいの印税が入るのだろうか?

俺よりも2歳も若い自称引きこもり青年がこれほどの快挙を成し遂げている。
ちくしょう!俺も実体験を元に、この歪んだ妄想癖を織り交ぜて文章でも書いてみようかと思わせるものがあった。

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2002年05月31日

未来形J

 大沢在昌、角川文庫、381円

あらすじは、
ある日突然助けを求められることになった5人の主人公が、自分達の住む小さな町を舞台に繰り広げる小さな冒険。

そう、舞台は凄く狭いのに、世界観が凄く広く感じるんだよ。そして、短い小説なのにぐいぐい読ませた。
著者は「新宿鮫」を書いた人らしいけど、やっぱり文章を読ませるんだなあ。文章から情景を思い描かせるっていう技術が凄いなあ。

この小説は結末を読者から募集するという試みをしているんだけど、この結末がまた科学に関して詳しいんだろうな、という人の書いたもので、そういう専門知識にだけで圧倒されてしまうな。

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2002年04月26日

ブッダ

ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)

潮出版社 1992-12
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ブッダ (第12巻)潮ビジュアル文庫
手塚治:著

一冊一冊が重厚で読むのに時間がかかった。
しかし、この本の話のほとんどが作者による脚色だと言うのが驚いた。まあ、原典などはあらすじ程度しか書いておらず、これも学者によって多少の解釈の違いがあるのだとは思うけれども、ここまで想像して話を作れると言うのが凄いよな!
ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)ブッダ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)

ブッダ (第2巻) (潮ビジュアル文庫) ブッダ (第3巻) (潮ビジュアル文庫) ブッダ (第4巻) (潮ビジュアル文庫) ブッダ (第5巻) (潮ビジュアル文庫) ブッダ (第6巻) (潮ビジュアル文庫)

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2002年04月21日

風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

徳間書店 1987-07
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今日はじめてコミックのナウシカを読んだのだけど、映画とはこんな風に違うんだねえ!
けどやっぱすっごく面白かった!
新しく足を運ぶようになった図書館には他に手塚治や藤子不二雄の漫画全集なども置いてあり、ビデオや本も豊富だし、新しい雰囲気が良かった。
風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

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